マルタ☆旅のおまけ 

行き当たりばったりの旅でたいした情報もないわりに、長々とお届けしたマルタ旅行のレポ、今回で終わりです。^^;

最後に、旅のおまけを☆

マルタ島内にはいくつかのウェブカムがあり、リアルタイムで現地の様子がわかるようになっています。
街なかの聖ジョージ広場=St George’s Square (EU首脳会議の時に記念撮影の台が設置されていた広場です) にも一台ありました。

そこにふぇとふたりで立って、携帯電話でウェブカムの映像をチェックし、自分たちをスクリーンショットしてみました。
さて、どこにいるでしょう?

170204 st George webcam
…これ、おまけのつもりだったんですが、いらないですねー ^^;


では、帰りの飛行機からのアルプス(フランス側)の写真で終わりにしたいと思います。モンブランが近くだったようですが、どこだかわかりませんでした

170206 alps

根気よくお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました!

 
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[ 2017/02/24 09:03 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

マルサシュロック 

滞在3日目、予報は雨。
国立博物館にでも行こうかな…と思っていたら、まさかの晴れ に!

ということで、予定を変更し、バスに乗ってマルタ島南部のマルサシュロックという小さな港町に行ってみました。

170205 marsaxlokk 1


1989年にアメリカのブッシュ大統領と当時ソ連のゴルバチョフ書記長が、44年続いた冷戦の終結を宣言した「マルタ会談」は、このマルサシュロックの沖の船上で行われたとのことです。
ちなみに冷戦終結に向けてのきっかけとなった最初の会議は「ヤルタ会談」ですね。
調べてみたら、ヤルタはクリミア半島に位置する町です。現在のクリミアの情勢を見ると、いわゆる東西という因縁は切れない、という不吉な暗示のような気がしないでもない。そうならないことを願うばかりですが…


世界史を履修していなかったからか、この辺り(だけじゃなくて何も ^^;)詳しいことは知らずに育ってしまいましたが、その場に行ってみると、ずっと身近というか、現在の自分たちにもつながっていることなのだ、という感覚が生まれます。やはり、行ってみるものですね。

というか、冷戦終結という重要な会議が、こんなのんびりしたところ(その最中は厳戒体制だったとは思いますが)で行われたのがちょっと驚きだった反面、「でも、なるほどね。むしろこういうところがいいかもね」とも思ったり。
無事に書面にサインし、冷戦終結を宣言した瞬間は、さぞ晴れやかな気持ちだったことでしょう。(12月だから雨の季節だったかもしれないですが)


さて、上の写真を見るとわかるように、船がたくさん。ここは漁業の町です。
170205 marsaxlokk 4

漁から戻って水揚げかと思ったら、なんとじゅうたんを洗っているのでした…
170205 marsaxlokk 2


このカラフルなマルタの伝統的な船は、「ルッツ」と呼ばれ、必ず「目」がつけられているのが特徴です。魔除けの意味があるそうです。
170205 marsaxlokk 3


ちょうどその日は、町の大きさに対しては規模が大きすぎるんじゃ?という市がたっていました。
野菜や果物、日用品、衣料品、香辛料、お土産もの(あまりほしいものはない)もありますが、圧巻は魚!

日本人になじみ深いものもあり、そうでないものもあり。
170205 marsaxlokk 6

こちらはウツボ!
170205 marsaxlokk 5

小さいカツオ?それにしては模様が鯖っぽい…?
調べてみたら、ソウダガツオでした。これはおいしそうだったな。市場で買った魚を焼いてくれる店があればいいのに。普通のレストランでも場所によってはやってくれそうな気もする
170205 marsaxlokk 7

外のテーブルでのんびり魚のグリルとマルタのビール「CISK」でランチ、なかなか幸せです。
次回は絶対、醤油持参で行きます。

 
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[ 2017/02/22 13:59 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

聖ヨハネ准司教座@ヴァレッタ 

聖ヨハネ准司教座(Saint John's Co-Cathedral)

*2017年2月現在
平日 9:30-16:30 (入場は16:00まで)
土曜日 9:30-12:30 (入場は12:00まで)
日曜・祝日 閉館

入場料: おとな10ユーロ(シニア7.50ユーロ)、学生7.50ユーロ、おとな同伴の12歳以下のこどもは無料
教会の見学としては割高な気がしますが、イヤホンガイドつき(日本語あり)

露出の多い服での入場不可 (入り口でストールが借りられるようです)
ピンヒールで大理石の床部分を歩くことも不可 (1.20ユーロでスリッパが販売されているようです)


さて、この聖ヨハネ准司教座、16世紀にマルタ騎士団によって建てられたものです。

マルタ騎士団とは、ざっくりいうと、もともと聖ヨハネ騎士団としてパレスチナ(十字軍時代の)で生まれたカトリックの修道騎士団体のことです。いろいろな国や地域や民族に支配されていたマルタですが、1530年に聖ヨハネ騎士団(後のマルタ騎士団)の所有となりました。

その後、オスマントルコの襲撃を食い止めるべく戦ったマルタ大包囲戦に勝利してすぐに、この教会が建てられたわけです。
ということで、カトリック教会でありながら、要塞の名残も残っており、この戦いでよい働きをし命を落とした騎士の弔いの場ともなっています。

中に入ってみましょう。

まず目を引くのが、聖堂の天井部分!
イタリア出身の騎士団員マッティア・プレッティの作です。
団員にこういう才能のある人がいてよかったですね、と凡民は考えてしまいます。^^;
聖ヨハネの生涯が壮大なスケールで描かれています。イヤホンガイドで詳しく説明がありました。
140204 st john's 4

この時期、こういった教会の天井や壁に描かれた絵は、フレスコ(漆喰を塗り、乾かないうちに上に絵を描く)の技法を用いられたものが多いのですが、これは石に直接彩色されたものなのだそうですよ。


床はどうなっているかというと…
一面、騎士たちのお墓となっております。さまざまな色の大理石を駆使して作られています。
140204 st john's 6


ここでは、骸骨モチーフが多用されています。死を、いわゆる肉体の存在する生と区別する意味があるそうです。
もうひとつ、マルタが実際よりもかなり大きく描かれていることもおもしろいな、と。
140204 st john's7


壁には一面に立派なレリーフが施されています。
木製なのかな、と思いきや…なんとこれ、石を彫ったものなのだそうです!
170204 st john's1

マルタでよく使われるこのはちみつ色の石、とても柔らかいようです。
170204 muro


聖堂内には礼拝堂が8つあり(聖堂の左右に横穴のようにあいているスペース)、それぞれに騎士団を構成していた8つの国(言語)の守護聖人がまつられ、功績のあった騎士のお墓が収められています。

例えば、こちらはイタリアの礼拝堂です。イタリアっぽい感じがします。
140204 st john's 8

8つの国の礼拝堂の配置ですが、功績に応じて決められており、いい働きをした国が聖堂の前方に置かれています。
なんか、決めるの大変だったんじゃないか、と心配してしまう


それぞれの礼拝堂に祀られている騎士や貴族のお墓、力のあった人たちだけあって、贅を尽くしさまざまな意匠が施されています。

こちら、Cottoner氏のお墓ですが、上のほうの天使の支えているプレートには綿花のモチーフが。コットンつながり。^^;
小さくて見づらいですが、4つに区切られた右上と左下の部分です
170204 st john's3


そしてこちらは、Perello氏のお墓。Pere=洋梨ということで、しっかり洋梨が描かれています。
170204 st john's2

栗田さんだったら、栗になるんだろうな、などと、しばし苗字探しなどしてしまいました。
日本にも家紋がありますが、ここまで「まんま」じゃないですね。

と、こんな感じで、なかなか盛りだくさんな教会でした。大戦の後に建てられた要塞の名残のある建物ということで、地味な外観ですが、当時の騎士団の財力と栄華が見て取れる豪華な内部。その対比もまた他にあまり類を見ない興味深いところです。

聖ヨハネ准司教座を訪れる予定のあるみなさま、見どころがたくさんですので、ぜひ時間に余裕を持って拝観されることをお勧めします。

 
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[ 2017/02/21 10:39 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

カフェで朝食 

ヴァレッタといえば外せないのが(という評判なのです)、町のほぼ中央に鎮座する 聖ヨハネ准司教座聖堂(Saint John's Co-Cathedral)

と、教会の中を紹介する前に、今日は、そのすぐ近くのカフェでの朝食のお話♡  特別なものじゃないんですけどね ^^;

温かい飲みもの+クロワッサン(ジャムやチョコつきも)+オレンジジュースで4.50ユーロでした。
これ、それほど量がないように見えますが、実はそれぞれが大きいのです。笑
170204 colazione

オレンジジュースは400mlはあると思うな。その場で何個もオレンジを切って絞ってくれるんですよ!
新宿高野とか千疋屋なんかで飲んだら…と思うと、超お得!

ちなみにカップにはCOFFEEと書いてありますが、紅茶です。爆

では、かなりお腹ががぶがぶな状態で教会へ入ります。 次回へ続く…

 
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[ 2017/02/20 15:03 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

ヴァレッタ街歩き 海編 

ヴァレッタは、海に囲まれてはいるものの、もともと岩場が多く、また要塞として城壁に囲まれているため、「海で遊ぶ」という感じのところはありません。

でも、城壁の間から海岸に降りられる階段もいくつかあります。
観光客のためというよりは、船を所有する人が実用的に使う、という感じですが、(少なくともこの時期は)進入禁止にはなっていませんでした。

ここは、ちょうど半島の先のあたりです。
170204 valletta3

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写真上部だけでなく、全体が水の中です!水がどこまでも透明なのですよ。
170204 valletta4


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こちらは、ヴァレッタから上の地図の右下方向の対岸を撮ったものです。
170204 valletta5

この大砲、毎日午後4時に鳴らされます。
170204 valletta15



さて、ここから岬を回って、反対側へ行ってみましょう。

上の地図で見ると、左上の対岸にSliema(スリーマ)という地域があります。
ヴァレッタは世界遺産に登録されているということもあり、きっと建物に関する制限も厳しいのでしょう、近代的なマンションやリゾートホテルなどはこちらのスリーマに並んでいます。

このスリーマにはもちろんバスでも行けるのですが、湾をぐるっと回らなければならないし、渋滞も多いということで、フェリーで行ってみました。景色もいいですしね。チケットは往復でひとり2.80ユーロです。
170204 valletta7

170204 sliema2

この季節は30分に1本の運行でした。約15分のプチ・クルーズ(と言っておく)。

出航まで、おじさんとねこの様子を「いいなー」と眺めます。
170204 valletta8

10cmにも満たない小さな魚がどんどん釣れます。その度にねこさんのほうに放り、ねこさんがしばらくそれで遊び、気が向けば食べる、ということを繰り返しています。
見ていると、大きな魚には手を出しません。すると、おじさんがその魚を拾ってバケツに入れる( ←おじさんの取り分になると思われ)、という流れになっているようです。

出航の時には、おじさん、手を振ってくれました。なんだかとてもうれしかったな。

ちょうど船が真ん中あたりを航行中に振り返って撮ったヴァレッタの夕景。
170204 valletta10

スリーマは岬に沿ってペデストリアンデッキが巡らされていて、お散歩にはうってつけです。
が、風が強く、昼間は暑いぐらいでも夕方は急に冷えてきます。きれいなところでしたが、寒かった記憶のほうが強いかも。笑
やはり、冬は冬ですね〜。

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[ 2017/02/17 11:50 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

ヴァレッタ街歩き 

マルタの首都 ヴァレッタ

首都といっても、地図中真ん中の半島のうち、先(海側)半分ほどの区域。
広さとしては、東京ドーム2個分にも満たない小さな首都です。
1702 valletta sliema


海側の上空から撮った写真は こんな感じ。
この写真を見る限り、それほどアップダウンがあるようには見えないのですが、実際はかなり坂の多いところです。
1702 cartolina valletta

特に、裏通りはこんな坂があちこちに… 
中央を縦断するメイン通りは比較的平らなので、どこからでもまずメイン通りに移動してから動くと比較的ラクです。
170204 valletta6


こんなバルコニー(出窓っぽいですが床まであります)があちこちに見られます。昔からこういうスペースが好きなので、「いいなあ」と見ていました。
170203 rabat1

借りたアパートにもこのバルコニーがついていました。
中から見るとこんな感じです。
170203 balconcino

建物の角についているタイプもあります。
170204 valletta6


マルタは長い間イギリス領だったため、自動車は日本と同じ右ハンドル、左側通行です。
そのためか、日本の中古車があちこちで走っています。
170204 valletta12
このふたつのステッカーは、だいたいの日本車にも同じようについていて、「はがさないのかな?」と不思議でしたが、一台、はがそうと試みたものの失敗したらしい車があり、納得。


アパートに滞在するときに気になるのは、ゴミの捨て方。
その土地の決まりに従って、迷惑にならないようにしたいですからね。

今回も、家主さんに確認すると…
「毎日、午後4時ぐらいに回収車が来るので、袋に入れて家の前に出しておいてください」とのことでした。

いまいちイメージが湧かなかったんですが、外を歩いてみてわかりました。
特に分別の必要はなく、 こういうことでいいみたいです。^^;

170204 spazzatura

毎日、家の前にゴミを出していては、歩道にゴミが溢れかえってしまうのでは?と、思いますが、逆に毎日出せるからか、それほどの量はなく、歩きにくいとか景観が特に損なわれるといった様子もなく、なんというかきちんと街にとけ込んでいる感じでした。
というか、夏はさすがにどうなるんだろう…という気はしますが。違うシステムになるのか…?


裏通りをふらふらしていると、ウィンドーにかわいい船を発見。
170204 valletta2

奥が工房になっているようです。
「You can take photo」と書いてはありますが、なんとなくこっそり撮った感ありありの写真。笑
170204 valletta1


それほど中身もないわりに長くなってしまったので、ヴァレッタのいろいろ、次回に続きます。
旅の参考に、と、ここにたどり着いた方々、たいしたインフォがなくてすみません…

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[ 2017/02/16 10:43 ] おでかけ | TB(0) | CM(2)

Pastizzi!! 

マルタは食事をするにもなかなかいいところで、魚介類はもちろん、イタリア系(やイタリア人)が多いだけあって、イタリアンやピザもなかなかいい感じでした。うさぎを使った料理も名物とのことです。

魚を食べさせてくれるレストランでは、だいたい大きなトレイに生の魚を何種類か並べて見せてくれます。
その中から選んでグリル焼きにしてもらった鯛もおいしかったし(ほんとはトマトとかのせないでほしかったけど)、3種の魚のグリル盛り合わせなんかも食べ比べができて楽しいものでした。

でも!
そんな中、「これは!」と、一番感激したのは、ラバト(イムディーナの門から出てすぐです)の小さな店で買って公園のベンチで食べた、焼きたてのPastizzi(パスティッツィ)
170203 pastizzi 2

パスティッツィというのは、パイ生地でリコッタチーズや豆のペーストを包んで焼いたものです。手のひらに十分乗るぐらいの大きさ。
たしかに旅行サイトやブログにも、だいたいこんな感じで紹介されているんですが、実際に食べてみると、イメージ的にはいわゆる「パイ」とはかなり違います。「おおっ!こういうことか!」と、新しい発見。

焼きたてだったせいもあると思いますが、とにかくパイ生地がしっっっかりしていて、サクッなんてものではなく、ザクッでも惜しい…いわば、ガリッという感じ。不用意にかじると、前歯の裏の上の歯茎(上硬口蓋というのでしょうか)に傷がつくぐらいの硬さ。


いささかお見苦しいですが、中はこんな感じ。グリーンピースがベースです。一瞬、肉?と思うような香り。
170203 pastizzi 5

朝がものすごく早かったわりに遅い昼食で、しっかりお腹が空いていたこともあるのか、本当にしみじみおいしかった。

ちなみに こちらのお店です。 覚え書き用に撮ったのでいいかげん写真ですみません。
Is-Serkinとありますが、検索する時はその下に小さく書いてあるCrystal palace(←ちょっと違和感)と入れると出ます。
170203 pastizzi 4

これを大きな窯に入れて、一気に焼いていました。
170203 pastizzi 3

こんな風に紙袋にガサッと入れてくれます。なんと、ひとつ30セント(約36円)!耳を疑う安さです。
こういうのが学校の近くなんかにあったら嬉しいだろうなあ
170203 pastizzi 1

マルタにいらっしゃる時は、ぜひパスティッツィをお試しください。
できればイムディーナ観光の帰りに この店へ!

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[ 2017/02/15 08:18 ] | TB(0) | CM(0)

聖パウルの地下墓地@ラバト 

イムディーナとラバト、もともとはひとつの町でした。
それが9世紀にやってきたアラブ人たちによって分けられました(城壁を作ってイムディーナに住んだ)

さて、マルタには猫がたくさん。過ごしやすい気候のためか、実に悠々といたるところで昼寝をしていました。(リタイヤ後のおじさんたちに雰囲気が似ている)
そんなネコさんたちに声をかけたりしながら歩いていると、聖パウルの地下墓地(カタコンベ)が見えてきました。

時間もあるので(ヴァレッタのEU首脳会議はまだ終わらない…)、入ってみることに。
入場料はおとなひとり5ユーロ。

170203 rabat catacombe1


入り口の建物には概要を説明する展示があります。
床がガラス張りになっていて、お墓が見えるようになっているんですよ。
170203 rabat catacombe
なんかこう、お墓の上を歩くというのも気がひけますね。でも、そんなことを言っていると中に入れないので、「失礼します」と言って通ります。(というか、この辺りは一帯がお墓なのでどこを歩いても下はお墓なわけですが ^^;)

どのような方が眠っていらっしゃったのでしょうか。
こちら、1875年に発見された、名前の記されている数少ない碑文です。
170203 rabat catacombe1

VALERIA(ヴァレリア)と書いてあるのがわかります。
お墓はヴァレリアさんのものだということはわかっていますが、碑文に書かれた内容は彼女についてではなく、これを建てたフィフィカとクルティウスという二人を讃えるものだそうです。

さて、いよいよ地下の墓地に降りていきます。

中は狭く、ところどころかなり天井の低い箇所もあり、はりめぐらされた通路はまるで迷路のようです。
「出口」の案内表示はないので、けっこう迷ってしまう人もいるかも。
170203 rabat catacombe4

170203 rabat catacombe5

長方形(長方体)にくり抜かれたところに安置されていたと思われますが、その大きさや配置によって、夫婦、家族など、だいたいの家族構成が想像できます。

正直、薄暗い中でやはり「怖さ」「不気味さ」があり、またこの場所に部外者が入って写真などを撮っているという「後ろめたさ」もあり、なんとなく心の置き所がないという感じがしましたが、しばらくその場に身を置いていると、不思議とある種の「温かさ」とか「親密さ」が芽生えてきました。

ここを掘った人、ここに安置された人、長い月日ののちに、ここを発見した人、発掘した人、研究した人、そして今、ここにいて呼吸をし、歩き、これからここを出て食事をするだろう私たちは「繋がっているのだ」という感覚。
大先輩、というとおかしいですが、先人はここにいて、私たちも先人と呼ばれるようになるのだな、などと考えを巡らせておりました。

「この時代、インターネットが普及して、人々はSNSというシステムでコミュニケーションを取っていた」なんて、こどもたちが歴史の授業で習っていたり。笑


地上には、青空が広がっていました。 これ、何の花かご存知ですか?
170203 rabat catacombe2

アーモンドの花です。残った実が見えますね。
170203 rabat catacombe3

やっぱり、生きてるだけで丸もうけ。自らから生まれる邪念にとらわれず、人生を謳歌しようと思いました。ちょっとだけね。

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[ 2017/02/10 18:06 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

古都イムディーナ 

ヴァレッタからバスでイムディーナへ。

バスのチケットは1.50ユーロ(夏期は2.00ユーロ!)で、島内どこまで乗っても同一料金です。(正しくは「2時間有効=乗り換え可」なのですが、それだけ時間があれば島内はたぶんどこへでも行けるので)

マルタには大人ひとり21ユーロの1週間乗り放題チケットがありますが、今回はそんなには乗らないかな、と、 12回分のカード式回数券を購入。
12 Single day journeysの「Day」というのは、「昼間の」という意味で、夜間のバスは元々の値段が高いため、6回分(1回乗ると2単位減る)になります

170203 12 tallinja card

使い方は簡単。バスの入り口の機械にカードをタッチすると、ピッと音がして、残りの回数が画面に表示されます。
このカードは、1週間乗り放題チケットのような一人一枚という個人用ではなく、同時にふたり以上でも使えるので、家族連れなどには便利です。

チケットは運転手さんから現金で買うことも可能ですが、いちいち小銭の心配をするのも面倒なので、カードがおすすめ。

さて、ヴァレッタから30分ちょっとでイムディーナに到着。

イムディーナは、マルタのかつての首都。壁に囲まれた城塞都市で、お堀にかかる橋を渡り、門をくぐって入ります。

170203 mdina porta

「静寂の町」と言われるだけあって、音がしないだけでなく、穏やかで平和な雰囲気が漂っています。昔は鎧に身を包んだ騎士が闊歩していたのかもしれませんが…

マルタ全域に共通しますが、このはちみつ色の石づくりの街並みは、とても和みます。
170203 mdina1

町のいたるところに聖マリア像をはじめ聖人たちの像があります。
170203 mdina3

個々の家の玄関脇にも、聖マリアや聖アンナ、聖リタ…いろいろな聖人のレリーフが掲げてあります。
170203 mdina2

城壁から見下ろす郊外。
170203 mdina

2月初めだというのに日差しが強く、長袖のブラウスでは暑いくらいでした。
馬車に乗っていたドイツ人カップルは、さすが!Tシャツに半ズボン!

早春の旅行は、服装を見るとだいたいどのあたりからの旅行者かわかります。^^;

次回は、イムディーナの城外といった感じの町「ラバト」の聖パウロの地下墓地(カタコンベ)をご紹介します。

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[ 2017/02/09 10:24 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

マルタってどこ? 

あー、マルタ。マルタ島でしょ。聞いたことある。EU加盟国だよね。

と、この程度の認識だったワタクシ。日本でもこんな感じじゃないですかね。旅行先としてもまだまだメジャーではないですね。

まず、どこにあるかというと…
イタリア・シチリア島の南 約90kmに位置します。
チュニスよりも南なんですね〜。

1702 europe malta


マルタは主に、マルタ島、ゴゾ島、その間のコミノ島で成り立っています。面積は東京23区の半分ほど。
今回、私たちが訪れたのは、マルタ島のヴァレッタイムディーナマルサシュロックです。

1702 map malta

ヨーロッパ地図を見ると、「地中海のへそ」と言われるだけあって、かなりの紆余曲折があった場所なんだろうな、と想像できますが…

まず、7000年前には人類の定住の痕跡があったのだそうです。(シチリアから渡ったと考えられる)
紀元前3000〜4000年の巨石文化時代に作られたとされる神殿は島のあちこちに今でも残っています。

その後、ざっくり言うと、

→ フェニキア人(現在のレバノンのあたりにいた民族)
→ カルタゴ(フェニキア人の国)
→ ローマ人(キリスト教の伝来)
→ ビザンチン帝国
→ サラセン人(ムスリム)
→ シチリアによってサラセン人より解放
→ 聖ヨハネ騎士団(キリスト教聖地防衛の騎士団。のちのマルタ騎士団)
→ オスマン・トルコ(マルタ騎士団が撃破)
→ ナポレオン
→ イギリス
→ 晴れて独立

と、書き出すだけでもけっこう疲れる歴史が。 …「大河ドラマ」何本でも書けそうです。


公用語は、英語(イギリス領でしたからね。でも、たぶんイギリスやアメリカよりもわかりやすく通じやすいと思う)とマルタ語
あと、イタリア語もあちこちで聞こえ、かなり通じます。イタリア語だけでもなんとかなるんじゃないかな。

マルタ語というのは、イタリア語(シチリア方言)やアラブ語から来ている言葉が多いのですが、文法的にはアラブ語に近いそうです。
言語好きなふぇが買った マルタ語の新聞。
「ħ(大文字はĦ)」とか、おおお!と思いますよね
1702 giornale malta

信仰はカトリックが95%以上。
なんと、最近まで「離婚」が認められておらず、いや、正しくは「離婚の法律上の手続きが存在せず」←もっとすごい、2011年にやっと法律が制定されたとのことです。

さてさて、次回は古都イムディーナをご紹介します。

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