大変ご無沙汰しております。みなさま、いかがお過ごしですか? 東京にも桜の開花宣言が出ましたね。 こちらは一足早く、もうすぐ満開を迎えます。      心の痛むニュースが毎日飛び込んできます。 人々のふるさと、そして日々の生活が、理不尽に壊されていく様子を見ると苦しくなります。 なんでもない日常のどれほど尊いことか。 ウクライナの人々も、ロシアの兵士も、誰も争いによって命を落とす理由はないと思っています。 どうか人類の叡智を結集して、まずは一日も早い停戦を。 そしていつか、人々が日常を取り戻すことができますように。
← 応援クリック、お願いします!
みなさま、あけましておめでとうございます 🎍  12月半ばから、年末年始の天気予報が「マイナス10℃」とされたかと思うと、翌日は「12℃」に変わったりと(予報が一日で22℃も変わるって……)、二転三転していましたが、結局は暖かくなりました。 15℃ぐらいまで上がった日もあり、なんだか春の雨のにおいがするような、とても奇妙な年末でした。 昔は、この時期は真冬日がデフォルトだったんですけどね。 さて、大晦日、ふぇは残っている仕事を片付けるなどいつもと変わらず、私は家のまわりの最後の掃除など済ませたあとは、スキージャンプをメインに知恩院の除夜の鐘ライブをちらちら見るという、煩悩ありありの午後を過ごし、夕方にはベルリンフィルのシルベスターコンサートをオンラインで聴きました。 首席指揮者のキリル・ペトレンコが急病ということで、急遽、イスラエルの若き指揮者ラハフ・シャニが代役として登場。 ペトレンコはもしや新型コロナ?と心配したものの、「急な腰痛」ということで、ぎっくり腰のようなものでしょうか。それも心配ですけどね。 そして年越し。通常なら町中で盛大に花火が上がりますが、一昨年に引き続き、昨年末も「人で賑わう公共の場所での花火は禁止。原則として大晦日前の花火の販売は禁止」となりました。 が、もちろん例年のようではないにせよ、昨年よりはたくさん上がっていた印象です。 このあたりでも30連発ほどの打ち上げ花火が何度か上がりました。出どころはうちのすぐ近くの高齢者施設でした。やるなあ。 日本の年越しのイメージが抜けず、大騒ぎの大晦日にはなかなか馴染めなかったこともあり、前回の(比較的)静かな年越しには少し懐かしさを覚えましたが、今回、新たに花火の上がる様子は、お互いへのエールのように感じられ、これもまたいいものだなあと思ったり。 まだまだ新型コロナウイルスの感染確認数は減らず、新しい変異ウイルスの動向もまだ注視していく必要があると思われますが、引き続き個人でできる対策を徹底していきたいと思います。 それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします! みなさまにとって、健やかで明るい年になりますように。
←応援クリックお願いします♪
だいぶご無沙汰してしまいました。 みなさま、いかがお過ごしでしたか? 今年も残すところあとわずか。 待降節も最終週に入り、日曜日には4本目のろうそくに火が灯りました。 いよいよクリスマスがやってきます。  例年と同じことですが、こうしてクリスマスの準備をすると、今年もここまで無事に過ごせたことに感謝する気持ちが湧いてきます。 今年も穏やかに晴れやかに、一年を締めくくることができたらいいなと思います。 さて、先週から今週にかけて、わが家は 「ブースターウィーク(?)」でした。 まずはふぇがいわゆる職域接種で先頭を切り、るーが知り合いの妹さんのクリニックで空きをゲット。 そしておーちは住んでいる町の接種センターで、私はふぇ職場の家族枠(2回目の接種から4ヶ月経っていれば接種可)で3回目の接種を完了しました。 ふぇの職場では、今回、「ファイザー →30歳以下と妊娠中の人」 「モデルナ→30歳以上」という振り分けがあったため、ふぇはモデルナとなりましたが、結局、ファイザー枠に該当する人はほとんどいなかったということで(まあ予測可能なわけですが)、私は残ったファイザーの接種となりました。るーとおーちもファイザーです。 副反応は、こんな感じ。 ふぇ 1、2回目ファイザーの時と同じく、腕の痛みと倦怠感。翌朝に微熱(37℃)夕方にはほぼ解消。 るー 1、2回目と同じく、腕の痛みのみ。 おーち 1、2回目には熱(38℃以上)、からだの痛み、倦怠感が強かったものの、今回は熱はなく全体的に軽め。 私 1、2回目も接種部位を押すと痛いという程度で済みましたが、今回も同じ。(これを書いている今、もうすぐ接種から36時間が経過するところです) ちなみに、ドイツの2021年12月21日現在の接種状況は  こちらの通りです。  引用元: Corona-Zahlen aktuell1回目のみ接種済みが73.6%、2回の接種が完了しているのが70.5%、そして3回目の接種(ブースター)が完了しているのが33.8%ということですね。 ブースター接種もかなり早いスピードで進んでいますが、未接種の方が1/4以上いらっしゃいます。 さて、これからふぇ実家へ行く準備を始めます。 つい最近、イタリア入国にはワクチン接種済みであっても24時間以内の陰性証明(抗原検査)が必要となりました。 できる限りの安全策をとり、ささっと行ってまいります。 みなさまも、どうぞよいクリスマスをお過ごしくださいませ 😊🎄
← 応援クリック、お願いします!
日本でも大きく報道されている通り、ドイツでは新型コロナウイルス感染者が急増しています。 ここ7日間の10万人あたりの新規感染確認数が1000を超える自治体も多くあります。 これは人口の1%ということですから、大変な数字ですね。 感染の状況により、 1)基本段階 2)警告段階 3)警報段階 に分けられていますが、ハイデルベルクのある バーデン=ヴュルテンベルク州は、11月17日から 「3)警報段階」となり、新たな制限措置が導入されております。内容は次の通りです。 ミュンヘン領事館のサイトからそのまま引用します。 元ページはこちら→ 「バーデン=ヴュルテンベルク州の制限措置」適用期間:11月17日から警報段階 1.接触制限
(1) クリスマス市(その場での消費用の食料品販売スタンド)では2Gルール。
(2) 私的空間においては、1世帯+1人まで ただし、ワクチン接種者および快復者、17歳以下、医療上の理由でワクチン接種ができない者は人数にカウントしない。同居していないカップルについては1世帯とカウントする。
(3) 閉鎖空間における公的イベント(劇場、オペラ、コンサート、祭り、会社やクラブ等のイベント)は2Gのみ参加可能。
(4)公的交通機関は特段の変更なし(マスク着用義務に注意)
(5)文化施設(ギャラリー、美術・博物館、図書館、公文書館、追悼記念施設)については、閉鎖空間においては2G(州立図書館および公文書館はPCRテストの陰性証明で可)が適用される。
(6)宗教行事について、規定はないものの、衛生コンセプト、マスク着用義務がある。
(7)宿泊については3G(3日ごとにPCRテスト)
(8)メッセ、展示、大型会議については、2G
(9) 飲食・エンターテインメント施設(レストラン、居酒屋、インビス、ゲームセンター等)および企業内食堂(外部の人間を対象とする場合)は、閉鎖空間では2G、屋外では3G(PCRテストに限定される)。
(10) アミューズメント施設(アミューズメントパーク、スポーツ施設、プール、サウナ等)は2G。
(11) 身体的距離の近いサービス業は3G(PCR検査に限定)。
(12) 観光用交通機関(船舶、ケーブルカー、バス等)については、2G。
(13) 小売店(基本的生活インフラ、屋外市場、ピックアップおよび配達サービスは除く。)においては3G(PCRテストには限定されず。)。衛生コンセプトとマスク着用義務
(14) 学校外教育(市民大学、音楽、芸術、青少年芸術学校等)については2G。
(15) 教育(職業訓練、自動車、飛行機、船舶、外国語、統合コース)においては3G(長期間に及ぶ場合には3日毎)
(16) スポーツについては、閉鎖空間では2G、屋外では3G(PCR検査に限定)
(17) ディスコについては、2G
2.医療用医療用マスク着用義務の例外
(1) 6歳未満の者
(2) 健康上の理由等で着用が不可能であることが医者による証明書をもって示すことができる場合
(3) 私的空間における私的な会合、私的な祝い事、飲食時の飲食店、企業食堂、学生食堂、カフェテリア、スポーツ時
(4) 屋外で他人と1.5mの距離を継続的に十分に取ることができる場合
3.PCR検査義務および2Gルール制限の例外
(1) 6歳未満の者
(2) 8歳未満の者で就学していない者
(3) 養護学校・施設等に所属する小学生(学校でのテストを実施)
(4) 18歳未満で通学していない者(陰性抗原検査結果が必要)
(5) 医療上の理由によりワクチン接種ができない者(医者の証明および陰性抗原検査結果が必要)
(6) 常設ワクチン委員会によるワクチン接種が薦められていない者(陰性抗原検査結果が必要)
(7) 妊娠・授乳中の者(9月11日以降にワクチン接種奨励が出ている)については陰性抗原検査結果が必要)マスク着用義務の例外 文中に 「2G」や 「3G」という言葉が出てきます。 この「G」は Geimpfte(ワクチン接種者) Genesene(感染からの回復者) Getestete(上記のどちらでもなく、検査で陰性が証明された者)を表しており、3Gルールというのは、上記の3つのうちどれかを満たしていればよい(制限されない)というもので、2Gルールというのは最初の2つのどちらかを満たす者のみ制限を受けないという措置です。 つまり、2Gルールのほうは、検査の陰性証明は有効とされないため、3Gよりも厳しい措置となっています。 例えば、ワクチン接種しておらず、感染から回復したわけでもない人は、2Gルールが適用されている「ディスコ」にはいけないということになり、事実上の「部分的ロックダウン」とも言われています。 先週、久々に所用で街に出ました。店舗では入り口でワクチン接種済みなどの証明書の確認がありました。 消毒液は設置されているところとないところがありますね。アルコールを入れたマイ・スプレーボトルを便利に使っています。 土曜日に開催されたふぇの職場で国際イベントでは、2Gルールにさらに検査も足した 「2Gプラス」の措置が取られていたそうです。 ワクチン接種者や回復者でも、感染の可能性は否定できず、極力リスクを排除したいという場合は、2Gプラスを適用できるということですね。 いずれにしても、個々の取れる感染予防対策を徹底していくことが大事なのは言うまでもありません。 これからどんより曇る日も増え寒さも厳しくなる季節、気を抜くことなく、かつ気持ちは晴れやかに穏やかに過ごしたいものです。 11/25追記) 感染がさらに加速化していることを踏まえ、連邦と各州との新たな協議によって、これまでの段階:1)基本段階、2)警告段階、3)警報段階に加えて、 「警報段階2」が追加されることになりました。 バーデン=ヴュルテンベルク州は、この「警報段階2」となり、警戒が強められています。 ちなみに昨日のドイツ全土での新規感染確認は 76,399人。日本の人口あたりに換算すると 10万人をはるかに超える数となります。 ワクチン反対派や懐疑派など、接種を受けていない層の中に、接種を希望する人が出てきたことで、一時期ぴったりと動かなかった摂取率が少しずつ上昇していますが、何らかの事情でワクチン接種ができない人や、抗体のできない人もいます。 ワクチン接種をしたしないにかかわらず、自分を守り、社会を守るためにも個々の行動規範の見直しも不可欠なように思います。 それが結果的には制限を緩和する近道になるのではと考えています。 ハイデルベルク市は2Gルールを適用した上で、クリスマスマーケットが開催されています(11月24日現在)が、開店準備がすべて整ったところで中止が決定された市もあります。 用意した品物(特に食品)をどうしたらいいのか……と途方にくれる店主の姿をニュースで見て、何ともやりきれない気持ちになります。オンライン販売などがあれば、ぜひ買いたいのですけどね。 本当に、国(政府)と個人のできること、すべきことが噛み合うというのは難しいものですね。
← 応援クリック、お願いします!
立冬の声を聞いてから、一段と気温が下がってきました。 今朝のハイデルベルクは濃い霧に包まれ、気温はマイナス1℃、日中の最高気温も4℃の予報です。 さて、9月のはじめに巣で確認されたバイエルン州レッテンバッハのコウノトリ。 → 「久しぶりの帰宅?」巣には、ハトやカラスなどがよく来ていますが、たまに2羽が戻ってきている姿もありました。 そして今日も…… 「Storchen-Cam」 Röttenbach よりお天気サイトを見て見ると、レッテンバッハも朝は氷点下、日中も4℃とのことです。 荒れた巣の様子を見ても、ここにがメインの居所ではないようですが、どこか暖かいところにいてほしいなと思ってしまいます。 今年はもう「渡り」はしないのでしょうか。少なくともアフリカまで行くことはなさそうですね。
← 応援クリック、お願いします!
さて、前記事の続きです。 くるみ割りが終わり、次はりんご🍎です。 袋から出してみました。38個ありました。 *この2日前に2.5kg入りの袋を買ってあったことを申し添えておきます。笑このくらいの小さなものもかなりあります。かわいい。  まずは、いつものレーズンと合わせたシナモン風味のジャムにすることに。 採りたてのりんごは、なんといっても香りがいいのです。 皮をむいてカットしているうちに、どうも3種類あることがわかりました。 -皮が赤く、中身は白く、柔らかな果肉、酸味が少なく甘め、どこかぶどうのような香りもするもの -皮は黄色〜緑で、中身は黄味が強い締まった果肉、キリッと酸味が勝るもの -皮は薄めで黄色、中身は黄色っぽくパリッとしていて、酸味甘みともに濃く、みずみずしい香りがするもの 割るたびに少しずつ味見をしているうちに、けっこうお腹いっぱいに。笑 *なかなか減らず、めげて、「もうこれぐらいでいいか」と思っているところ。だいぶ飛ばしますが、できあがりをヨーグルトにのせたところです。 ジャムというよりは、甘露煮、佃煮系の雰囲気ですかね。 元々のりんごの味が濃く、甘みが強かったこと、ちょっと煮詰めすぎたことが原因か、砂糖をかなり控えたにも関わらず、超濃いめのものができあがりました😅 ビン4つ分。  さて、次にアップルクランブル。 まあこれといって珍しくないですが、今回、シナモンの容器の口を間違え(小さな穴がぽつぽつあいているのと、横広の大きな穴があいている2つの口があります)、大さじ1ぐらいの量がドバッと出てしまうという事故がありましたので載せます。  ここまでくると、秋の風味♪は通り越して、異国情緒たっぷりというか、エスニック調の見知らぬ世界に足を踏み入れたような感があります。  最後に、ヨーグルト入りのりんごケーキ。バニラとレモンの風味のイタリアのレシピです。 もともとしっとり系の仕上がりですが、今回はなぜかほぼ膨らまず、栗蒸し羊羹に近いテクスチャーになってしまいました。 でもまあ、評判は悪くなかったです。笑  ここまできて、りんごはいただいた1/3ぐらいになりました。 思ったよりも先客🐛はいなかったので、少し保存しておけると思います。 追記) このあと、近所のスーパーへ行くと、なんと出口に「ご自由にお持ちください」とりんごの山が! 今までこんなことはなかったので、今年は本当に豊作なのかもしれません。うちにはたくさんあるしね、とスルーさせていただこうと思いましたが、うしろからレジ係さんが、「あー、そこそこ、どうぞ持っていってくださいねー!」と。無視するわけにもいかず、ありがたくひとついただいてまいりました。 というわけで、この日はりんごケーキのマイナス5、プラス1。笑
← 応援クリック、お願いします!
久しぶりの更新になってしまいました。 季節はさらに進み、先週は0℃近くまで冷え込む日もありました。  日本でも北海道では初冠雪、初氷が観測されたようですね。 つい最近まで夏日だった関東でも気温が下がっているとか。 みなさまどうぞ体調にお気をつけください。 さて、まだテレワーク継続のふぇですが、定例のミーティングのある月曜日だけは出勤します。 基本、バス通勤ですが、先週の月曜日は車で出かけました。 前日に、夏から来ているパキスタンの学生さんから、「ちょっとラボに持っていきたいものがあるんですが、重くて無理なので車でピックアップしていただけませんか?」と連絡があったからです。 「重いもの???」と、不思議に思いながらも迎えに行った ふぇ。 なんとそれは、 大量の「くるみ」と「りんご」でした。笑 学生さんが下宿している部屋の大家さんの畑には、りんごとくるみの木があるそうで、ご高齢の大家さんに 半ば強制的 かわって収穫してあげたとのこと。 その大部分が戦利品として与えられた(?)というわけです。 さて、ラボでみんなに分けるといっても、みな一人暮らしか夫婦。 それほどの量はさばけず、半分ほどをふぇがうちに持ち帰りました🎉  写真で見た感じ、それほどの量に見えないですが、縦長の袋に底のほうまで入っているのです。 軽く10kgはあったでしょうか。 さて。 くるみもりんごも基本的に日持ちはしますが、収穫前日まで雨続きだったせいか、くるみの殻は濡れているし、落ちたときに泥がついたものも多く……りんごも斑点がついていたり、小さな穴があいていたり…… というわけで、早めに消費作戦!に出ました。 収穫したばかりの生のくるみには、たんぱく質を分解する酵素のはたらきを抑制する物質が含まれるそうで、食べる前に水につけるとよいと言われています。 殻を割って中身を取り出し……という地道な作業ですが、けっこう手が痛くなります。 大ぶりのものが多く、  くるみ割り器を使うにも手を最大限広げないと届かないという感じ。しかも、身をなるべく崩さないように殻を取り除こうとすると指先が痛い。  でも、きれいに取り出せたときは達成感も。(ドヤ顔で写真を取る私。笑)  妙な集中力で1時間半、すべてのくるみを割りましたが、中身がほどんどなかったり真っ黒になっていたりで、身を取り出したのは2/3ぐらいだったでしょうか 😅 その後、水に浸けてから低温のオーブンでしっかりめに乾燥させたものがこちらです。 とりあえずミッション・コンプリート👍🏼  次回はりんご🍎編をお届けします。笑
← 応援クリック、お願いします!
10月31日から11月12日まで、イギリスのグラスゴーで開催される 「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」、いわゆるCOP26。 それに先駆けて、「プレCOP」がイタリアのミラノで開催されました。 これはCOP26の準備会議という位置付けで、本番前にちょっと経緯をまとめて勉強しておきましょう的なものらしいです。 その一環として開催された若者のためのサミット「Youth4Climete」に登場したのが、環境活動家のグレタ・トゥンベリさんです。 そこでの彼女のスピーチに注目が集まりました。 とにかく「ぶらーぶらーぶらー」という言葉が繰り返されているからです。 動画を貼りましたので、興味のある方はご覧ください。(字幕はスペイン語です) この「bla bla bla」 は、英語圏だけでなくよく使われているもので、「とか何とか」や「あーだこーだ」というようなニュアンスです。 音が似ている日本語の「べらべら」にも通ずるものがありますね。 各国の首脳が、地球温暖化対策について発する体裁のいい言葉について、口ばかりで実効性が伴っていないことを批判しているのだと思います。 私はグレタさんの連発する「bla bla bla」の中にも、なんとか解決策を見出そうと真剣に取り組む各方面の尽力があると思っています。まあグレタさんたちもそれをわかった上で、政治的な決断力について問うているということなのでしょうけどね。 さて、そういう議論はそれぞれに考えていただくとして、今日のお話のメインはその グレタさんが、ミラノのふぇ実家のすぐ近くに来ていたということです。 どうも宿泊していたホテルがそのあたりにあったようで、市街地の緑地化計画というのか、大通りのロータリーのまわりに積極的に花などを植えて管理する活動を見ていたとか。 そして「すぐ近くの美容室に立ち寄り、同じく活動家のお友だちのヘアカラーを選んだ」と報道されています。 その美容室のお客さんが一緒に撮ってもらったという写真のグレタさんは、マスク越しにもとても自然な笑顔だったのが印象的でした。 これがタイトルの「ミラノで起きたこと」1つめ。 もうひとつはよくないこと。飛行機事故です。 10月3日の13時ごろミラノ市街地に近いリナーテ空港から飛びたった自家用小型機が、離陸の数分後に建物に墜落して炎上。乗っていた8名がお亡くなりになりました。 衝突された建物はちょうど改装工事中で中に人はおらず、日曜日ということで工事関係者もいなかったとのことで、地上で被害にあった方がいなかったことは幸いと言っていいでしょう。 詳しい墜落場所を見てみると、なんとふぇ実家から3kmのところでした 😰 その現場は「2001年10月8日通り」といいます。 こういった日付を冠する通り名というのはよくあるのですが、これはやはりリナーテ空港で118名の方がお亡くなりになった飛行機事故が起きた日を記憶に残そうとつけられた名前のようです。 再度悲しい事故が起こってしまったことを残念に思います。どうぞ安らかに。
← 応援クリック、お願いします!
3月におーちが拾ってきたこちら、ワビサビ系ドラセナの「Borisさん」 → 「拾う神、か?」2021年3月 その後、6月に近況をお知らせしました。 → 「Boris Jr.」2021年6月 今日はBoris一家の最新情報についてお届けします 🎉 (イラナイ?) あのあと、土に植え替えをしたBoris Jr.はすくすく育っています。 見覚えのある「ドラセナ」の形になってきてうれしい。笑  そろそろ根も安定したと思うので、養子に出したらどうかと思っているところです。 さて、元祖Borisさんはどうなっているでしょう。 なんと、切り落とした茎(ほぼ幹)の端から新芽が出て、ものすごい速さで育っております。(手前のアスパラガスっぽいところですね)  カメラを引くと、こんな感じ。若々しいですね。  が…… 全体を見ると、やはりワビサビ系に変わりはなく。  せっかく「管挿し」がうまくいったのだから、他の伸びすぎな茎もやっちゃえば? と思いませんか? でも、おーちは切っちゃダメだと…… 「趣がなくなるじゃん」だそうですが、ドラセナに何を求めているのか。 ちなみに、おーちは大学に戻り、新しいWG (学生のシェアハウスみたいなもの)に引っ越しております。 もちろんBoris一家はここに置いたまま。もぉぉ……🤷🏻♀️
← 応援クリック、お願いします!
昨年9月に生まれた甥の洗礼式があり、ミラノへ行ってきました。🚗 過去記事 → 「懐かしい手ざわり」なんと、2019年のクリスマス以来!甥とは念願の初対面🎉となりました。 スイスを抜けてイタリアへ向かいます。  珍しくスイス-イタリアの国境で長い渋滞があったので、もしかして身分証明書や新型コロナウイルスワクチン接種済み/快復/陰性の証明書の確認があるのか?と備えていましたが、特に何もなく。 洗礼式当日はちょうどその時間に雷の予報が出ていましたが、2時間ほどあとにずれてくれたおかげで、穏やかなお天気の中での式となりました。 神父さまと家族で洗礼式を行い、続く通常のミサに参加し、そこで教区のみなさんにもお祝いをしてもらう、という感じです。 実は今回、ふぇと私はパドリーノ・パドリーナ(代父・代母)を仰せつかりました。 今後の信仰生活を支え、成長を見届ける役、というようなものです。 私はカトリックの「堅信礼」を受けておらず、通常、代母はできないようなのですが、こちらの神父さまは開かれた考えをお持ちのようで、「なんの問題もない」と許可してくださったとのことでした。 それでも荷が重く、「本当にいいのか?」とは思いますが、生まれてきてくれたこと、そしてこれから歩む人生が穏やかで豊かなものになるよう祝福を送る気持ちは変わらないので、よしとしてもらいましょう。 さて、こちら  はお祝いのボンボニエールにも入っている コンフェッティ、丸ごとアーモンドが砂糖でコーティングされています。 ごくシンプルですが、ひとつ食べると止まらない。笑  制限は緩和されたとはいっても、リスクを極力避けるためにレストランでの食事は避け、妹家族の新居でお祝いしました。  穏やかな家族の時間を持てて、いい滞在となりましたが、久しぶりに会った両親が年を取った感は否めず…… 外出中はずっと、私の腕を支えにして歩いていた義母。その重みに2年の月日を感じました。 家は以前と変わらず、どこを見てもピカピカに磨きあげられていましたが、プラスして妹宅(実家から50m)へ通っての家事や育児の手伝いはさぞ重労働でしょう。 「いったい麻はどうやって3人育てたの?本当にえらかったわね」と言ってもらった時には涙が出そうに。 とはいえ、たくさんの目と手に囲まれる甥を見て、わが家の子どもたちにはいろいろ無理させたし、我慢もさせたな、と、少しかわいそうになったりもしたのでした。いろいろ気がかりもありますが、なんといってもおーちに続いて21年ぶりの孫誕生! 生活に輝きが戻っていることは、よいことだと思っています。 両親、妹家族にとって、いい形が見つかるといいなと思います。
← 応援クリック、お願いします!
| HOME |
次ページ≫
|