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州の新たな制限措置(11/25追記あり) 

日本でも大きく報道されている通り、ドイツでは新型コロナウイルス感染者が急増しています。

ここ7日間の10万人あたりの新規感染確認数が1000を超える自治体も多くあります。
これは人口の1%ということですから、大変な数字ですね。


感染の状況により、
1)基本段階
2)警告段階
3)警報段階

に分けられていますが、ハイデルベルクのあるバーデン=ヴュルテンベルク州は、11月17日から 「3)警報段階」となり、新たな制限措置が導入されております。

内容は次の通りです。
ミュンヘン領事館のサイトからそのまま引用します。 
元ページはこちら→ 「バーデン=ヴュルテンベルク州の制限措置」

適用期間:11月17日から警報段階

1.接触制限

(1) クリスマス市(その場での消費用の食料品販売スタンド)では2Gルール。

(2) 私的空間においては、1世帯+1人まで
ただし、ワクチン接種者および快復者、17歳以下、医療上の理由でワクチン接種ができない者は人数にカウントしない。同居していないカップルについては1世帯とカウントする。

(3) 閉鎖空間における公的イベント(劇場、オペラ、コンサート、祭り、会社やクラブ等のイベント)は2Gのみ参加可能。

(4)公的交通機関は特段の変更なし(マスク着用義務に注意)

(5)文化施設(ギャラリー、美術・博物館、図書館、公文書館、追悼記念施設)については、閉鎖空間においては2G(州立図書館および公文書館はPCRテストの陰性証明で可)が適用される。

(6)宗教行事について、規定はないものの、衛生コンセプト、マスク着用義務がある。

(7)宿泊については3G(3日ごとにPCRテスト)

(8)メッセ、展示、大型会議については、2G

(9) 飲食・エンターテインメント施設(レストラン、居酒屋、インビス、ゲームセンター等)および企業内食堂(外部の人間を対象とする場合)は、閉鎖空間では2G、屋外では3G(PCRテストに限定される)。

(10) アミューズメント施設(アミューズメントパーク、スポーツ施設、プール、サウナ等)は2G。

(11) 身体的距離の近いサービス業は3G(PCR検査に限定)。

(12) 観光用交通機関(船舶、ケーブルカー、バス等)については、2G。

(13) 小売店(基本的生活インフラ、屋外市場、ピックアップおよび配達サービスは除く。)においては3G(PCRテストには限定されず。)。衛生コンセプトとマスク着用義務

(14) 学校外教育(市民大学、音楽、芸術、青少年芸術学校等)については2G。

(15) 教育(職業訓練、自動車、飛行機、船舶、外国語、統合コース)においては3G(長期間に及ぶ場合には3日毎)

(16) スポーツについては、閉鎖空間では2G、屋外では3G(PCR検査に限定)

(17) ディスコについては、2G


2.医療用医療用マスク着用義務の例外

(1) 6歳未満の者

(2) 健康上の理由等で着用が不可能であることが医者による証明書をもって示すことができる場合

(3) 私的空間における私的な会合、私的な祝い事、飲食時の飲食店、企業食堂、学生食堂、カフェテリア、スポーツ時

(4) 屋外で他人と1.5mの距離を継続的に十分に取ることができる場合


3.PCR検査義務および2Gルール制限の例外

(1) 6歳未満の者

(2) 8歳未満の者で就学していない者

(3) 養護学校・施設等に所属する小学生(学校でのテストを実施)

(4) 18歳未満で通学していない者(陰性抗原検査結果が必要)

(5) 医療上の理由によりワクチン接種ができない者(医者の証明および陰性抗原検査結果が必要)

(6) 常設ワクチン委員会によるワクチン接種が薦められていない者(陰性抗原検査結果が必要)

(7) 妊娠・授乳中の者(9月11日以降にワクチン接種奨励が出ている)については陰性抗原検査結果が必要)マスク着用義務の例外



文中に「2G」「3G」という言葉が出てきます。
この「G」は
Geimpfte(ワクチン接種者)
Genesene(感染からの回復者)
Getestete(上記のどちらでもなく、検査で陰性が証明された者)

を表しており、3Gルールというのは、上記の3つのうちどれかを満たしていればよい(制限されない)というもので、2Gルールというのは最初の2つのどちらかを満たす者のみ制限を受けないという措置です。

つまり、2Gルールのほうは、検査の陰性証明は有効とされないため、3Gよりも厳しい措置となっています。
例えば、ワクチン接種しておらず、感染から回復したわけでもない人は、2Gルールが適用されている「ディスコ」にはいけないということになり、事実上の「部分的ロックダウン」とも言われています。


先週、久々に所用で街に出ました。店舗では入り口でワクチン接種済みなどの証明書の確認がありました。
消毒液は設置されているところとないところがありますね。アルコールを入れたマイ・スプレーボトルを便利に使っています。

土曜日に開催されたふぇの職場で国際イベントでは、2Gルールにさらに検査も足した「2Gプラス」の措置が取られていたそうです。
ワクチン接種者や回復者でも、感染の可能性は否定できず、極力リスクを排除したいという場合は、2Gプラスを適用できるということですね。


いずれにしても、個々の取れる感染予防対策を徹底していくことが大事なのは言うまでもありません。
これからどんより曇る日も増え寒さも厳しくなる季節、気を抜くことなく、かつ気持ちは晴れやかに穏やかに過ごしたいものです。


11/25追記)
感染がさらに加速化していることを踏まえ、連邦と各州との新たな協議によって、これまでの段階:1)基本段階、2)警告段階、3)警報段階に加えて、「警報段階2」が追加されることになりました。
バーデン=ヴュルテンベルク州は、この「警報段階2」となり、警戒が強められています。

ちなみに昨日のドイツ全土での新規感染確認は76,399人。日本の人口あたりに換算すると10万人をはるかに超える数となります。

ワクチン反対派や懐疑派など、接種を受けていない層の中に、接種を希望する人が出てきたことで、一時期ぴったりと動かなかった摂取率が少しずつ上昇していますが、何らかの事情でワクチン接種ができない人や、抗体のできない人もいます。

ワクチン接種をしたしないにかかわらず、自分を守り、社会を守るためにも個々の行動規範の見直しも不可欠なように思います。
それが結果的には制限を緩和する近道になるのではと考えています。

ハイデルベルク市は2Gルールを適用した上で、クリスマスマーケットが開催されています(11月24日現在)が、開店準備がすべて整ったところで中止が決定された市もあります。
用意した品物(特に食品)をどうしたらいいのか……と途方にくれる店主の姿をニュースで見て、何ともやりきれない気持ちになります。オンライン販売などがあれば、ぜひ買いたいのですけどね。

本当に、国(政府)と個人のできること、すべきことが噛み合うというのは難しいものですね。



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[ 2021/11/22 16:18 ] いろいろ | CM(0)

渡らない?コウノトリ 

立冬の声を聞いてから、一段と気温が下がってきました。
今朝のハイデルベルクは濃い霧に包まれ、気温はマイナス1℃、日中の最高気温も4℃の予報です。


さて、9月のはじめに巣で確認されたバイエルン州レッテンバッハのコウノトリ。

「久しぶりの帰宅?」

巣には、ハトやカラスなどがよく来ていますが、たまに2羽が戻ってきている姿もありました。

そして今日も……

211111 cicogne
「Storchen-Cam」 Röttenbach より


お天気サイトを見て見ると、レッテンバッハも朝は氷点下、日中も4℃とのことです。

荒れた巣の様子を見ても、ここにがメインの居所ではないようですが、どこか暖かいところにいてほしいなと思ってしまいます。
今年はもう「渡り」はしないのでしょうか。少なくともアフリカまで行くことはなさそうですね。


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[ 2021/11/11 10:41 ] いろいろ | CM(0)

夏時間終了 今後は? 

週末に夏時間が終了し、本来の時間に戻りました。

夏時間に対して、冬時間という言い方もされますが、もともと定められている各国の時間を便宜上ずらしているのが夏時間ということで、冬時間が元々の時間です。


EUは、2019年に「2021年の夏時間をもって時間の移動を終了する」という決定しています。

期待されるほどの経済効果が得られなかったことや、1時間の時差による体内時計の変化が心身に及ぼす影響というのは思ったよりも大きいことなどが理由のようです。


ということで、今年の夏時間が最後の夏時間になるはずです。

「はずです」というのは、実はまだ、事態が収拾していないからです。
わかりにくいのですが、EUが決定したのは、「夏季と冬季で時間を変える」ことを廃止する、つまり、通年同じ時間とする、ということだったらしく、それぞれの国でどちらに統一するかの議論が起こっているのです。

当然のことながら、それぞれの国が勝手に決めて違いが生じるというケースでは、ビジネスにしても旅行にしても、日常生活にしても(陸続きということで日常生活で国をまたぐケースもあり)、かなりの混乱が予想されます。

それでは困る、と、EUとしても綿密な議論が必要なところですが、新型コロナウイルスへの対策が最優先ということで、保留となっているというのが現状のようで、来年はどのようになるのかまだ不透明な状況となっています。


そもそもEU加盟国もかなり東西に広い範囲に位置しており、そもそもひとつのタイムゾーンに統一するのは無理があるようにも見えます。

211101 time zone eu
引用元:サイト「Time and date」 https://www.timeanddate.com/time/europe/

例えば、元の時間に統一すると、ポーランドの東の端では、夏至の前後では午前3時に日が昇りはじめることになるそうです。
(まあ、緯度の高い北欧の国などではそもそも普通のことですが)

また、イギリス、スペイン、ポルトガルあたりの事情も、スッキリしない感が否めません。



さて、今後どのようにすべきかということについて、ドイツ国内の世論はどうかというと、

元の時間に統一するほうがよい 39%
夏時間に統一するほうがよい 52%
わからない  9%


となっています。
(2019年の調査による)

私個人的には、夏に夜22時まで明るくなくてもいい=朝が早く明るくなるほうがいいので、元の時間に統一してほしい、と思っていますが、わが家でも少数派となっております 😥

さてさて、どうなることでしょう。


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[ 2021/11/01 11:07 ] いろいろ | CM(0)

りんご作業 

さて、前記事の続きです。

くるみ割りが終わり、次はりんご🍎です。
袋から出してみました。38個ありました。
211011 mele
*この2日前に2.5kg入りの袋を買ってあったことを申し添えておきます。笑

このくらいの小さなものもかなりあります。かわいい。
211012 mela


まずは、いつものレーズンと合わせたシナモン風味のジャムにすることに。

採りたてのりんごは、なんといっても香りがいいのです。
皮をむいてカットしているうちに、どうも3種類あることがわかりました。

-皮が赤く、中身は白く、柔らかな果肉、酸味が少なく甘め、どこかぶどうのような香りもするもの
-皮は黄色〜緑で、中身は黄味が強い締まった果肉、キリッと酸味が勝るもの
-皮は薄めで黄色、中身は黄色っぽくパリッとしていて、酸味甘みともに濃く、みずみずしい香りがするもの

割るたびに少しずつ味見をしているうちに、けっこうお腹いっぱいに。笑
211012 marmellata di mele
*なかなか減らず、めげて、「もうこれぐらいでいいか」と思っているところ。

だいぶ飛ばしますが、できあがりをヨーグルトにのせたところです。
ジャムというよりは、甘露煮、佃煮系の雰囲気ですかね。
元々のりんごの味が濃く、甘みが強かったこと、ちょっと煮詰めすぎたことが原因か、砂糖をかなり控えたにも関わらず、超濃いめのものができあがりました😅 ビン4つ分。
211013 marmellata mela e yoghurt



さて、次にアップルクランブル。

まあこれといって珍しくないですが、今回、シナモンの容器の口を間違え(小さな穴がぽつぽつあいているのと、横広の大きな穴があいている2つの口があります)、大さじ1ぐらいの量がドバッと出てしまうという事故がありましたので載せます。

211014 apple crumble1
ここまでくると、秋の風味♪は通り越して、異国情緒たっぷりというか、エスニック調の見知らぬ世界に足を踏み入れたような感があります。

211014 apple crumble 2


最後に、ヨーグルト入りのりんごケーキ。バニラとレモンの風味のイタリアのレシピです。
もともとしっとり系の仕上がりですが、今回はなぜかほぼ膨らまず、栗蒸し羊羹に近いテクスチャーになってしまいました。
でもまあ、評判は悪くなかったです。笑

211019 torta di mela

ここまできて、りんごはいただいた1/3ぐらいになりました。
思ったよりも先客🐛はいなかったので、少し保存しておけると思います。

追記)
このあと、近所のスーパーへ行くと、なんと出口に「ご自由にお持ちください」とりんごの山が!
今までこんなことはなかったので、今年は本当に豊作なのかもしれません。
うちにはたくさんあるしね、とスルーさせていただこうと思いましたが、うしろからレジ係さんが、「あー、そこそこ、どうぞ持っていってくださいねー!」と。無視するわけにもいかず、ありがたくひとついただいてまいりました。
というわけで、この日はりんごケーキのマイナス5、プラス1。笑



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[ 2021/10/25 08:56 ] いろいろ | CM(4)

学生さんが車で運ばなくてはならないものとは? 

久しぶりの更新になってしまいました。
季節はさらに進み、先週は0℃近くまで冷え込む日もありました。

211016 Dreispitzige Jungfernrebe

日本でも北海道では初冠雪、初氷が観測されたようですね。
つい最近まで夏日だった関東でも気温が下がっているとか。
みなさまどうぞ体調にお気をつけください。


さて、まだテレワーク継続のふぇですが、定例のミーティングのある月曜日だけは出勤します。
基本、バス通勤ですが、先週の月曜日は車で出かけました。

前日に、夏から来ているパキスタンの学生さんから、「ちょっとラボに持っていきたいものがあるんですが、重くて無理なので車でピックアップしていただけませんか?」と連絡があったからです。

「重いもの???」と、不思議に思いながらも迎えに行った ふぇ。

なんとそれは、大量の「くるみ」と「りんご」でした。笑

学生さんが下宿している部屋の大家さんの畑には、りんごとくるみの木があるそうで、ご高齢の大家さんに 半ば強制的 かわって収穫してあげたとのこと。
その大部分が戦利品として与えられた(?)というわけです。

さて、ラボでみんなに分けるといっても、みな一人暮らしか夫婦。
それほどの量はさばけず、半分ほどをふぇがうちに持ち帰りました🎉

211011 noci e mele

写真で見た感じ、それほどの量に見えないですが、縦長の袋に底のほうまで入っているのです。
軽く10kgはあったでしょうか。

さて。
くるみもりんごも基本的に日持ちはしますが、収穫前日まで雨続きだったせいか、くるみの殻は濡れているし、落ちたときに泥がついたものも多く……りんごも斑点がついていたり、小さな穴があいていたり……

というわけで、早めに消費作戦!に出ました。

収穫したばかりの生のくるみには、たんぱく質を分解する酵素のはたらきを抑制する物質が含まれるそうで、食べる前に水につけるとよいと言われています。

殻を割って中身を取り出し……という地道な作業ですが、けっこう手が痛くなります。
大ぶりのものが多く、くるみ割り器を使うにも手を最大限広げないと届かないという感じ。しかも、身をなるべく崩さないように殻を取り除こうとすると指先が痛い。
2110 nussknacker

でも、きれいに取り出せたときは達成感も。(ドヤ顔で写真を取る私。笑)
211011 noce

妙な集中力で1時間半、すべてのくるみを割りましたが、中身がほどんどなかったり真っ黒になっていたりで、身を取り出したのは2/3ぐらいだったでしょうか 😅

その後、水に浸けてから低温のオーブンでしっかりめに乾燥させたものがこちらです。 とりあえずミッション・コンプリート👍🏼
211012 noci

次回はりんご🍎編をお届けします。笑


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[ 2021/10/19 10:44 ] いろいろ | CM(2)