道を訊ねなかったので 

道を訊ねない男、ふぇの話をもう一つ。

かれこれ15年以上前になりますか、日本にいた頃のことです。

小さい頃、自転車の練習中に転んだ拍子に、サドルが口の中に入り、切り傷を負った(いったいどう転んだらこういう事態になるのか)ことがトラウマとなり、それまで自転車には乗ったことがなかったというふぇ。

たしかに、ミラノというところは、一応、地下鉄やバス、トラムがどこでも通っていて(ちゃんと走るかは別として)自転車は必需品というわけではなく、むしろとても危険でお勧めできないという交通事情もあるので、以来、乗らずにすんだというのはわかります。

でも、東京に来てみると、みんな自転車も歩道を乗っているし、あまり転びそうもない形の自転車(=ママチャリ)が跋扈している。
で、これなら乗れるかも、と思ったふぇ。
知り合いから、いらなくなったママチャリをもらい、裏通りで練習。
ほどなく、ふらふらながらなんとか乗れるようになったといいます。


前置きが長くなりましたが…

ある日、ふぇは思い立ちます。
そうだ! 麻の家まで自転車で行ってみようか。
ふぇの住むレジデンスは池袋の外側(山手線の)で、当時私の住んでいた祖父母宅は五反田の外側(同)でした。

東京をご存知の方はわかると思いますが、けっこうな距離です。
といっても、直線距離で15kmぐらいなんですけどね。

だいたいの位置を確認して、しかし地図は持たずに出発。あぁ。そんな無謀な。

結果から先に言うと、ふぇは私の家まで辿り着くことはできませんでした

ふぇのプランは、わかりやすいように池袋から環七に出て南下、というもの。

ところが、走っているうちに気がつきます。
出てくるはずの町名が、全然ない!
なんと、ふぇの走っていたのは環八でした。

やっとそれに気がついたふぇ。まずい、でも、左に曲がれば環七に戻るはず。

…とかなんとかしているうちに、日が暮れた。  ごおぉぉぉん(鐘の音)

そして、夜に。 

やっとこさ乗っている自転車ですから、注意力も散漫なのか、いっこうに環七には出られず、ふと見るとそこは川! 多摩川!渡れば神奈川県ですよ。

そこまで来て、やっと道を聞いたふぇ。
「環七はどちらでしょう?」
聞かれた人は「はあああ?!」
あっち方面です。としか答えられないほど、遠くだったらしいです。

いろいろな話をまとめて考えると、どうも狛江近くまで行っていたと思われます。

やっぱり、道は早めに訊いたほうがいいですよね~。
あまり学習していないようですが。(笑)


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[ 2009/10/19 08:25 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

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