職業体験週間! 

ぺいの学校では(州のカリキュラムで決められている)10年生のこの時期、1週間の職業体験プログラムが組み込まれています。

そのための準備は、春から進められていました。
まず、学校で適正や興味のある分野を知るテストを受け、その結果を見ながら、職種・職業を選びます。
そして、実際に行ってみたい職場が決まると、自分で職業体験希望の手紙履歴書を書き、直接交渉が始まります。
このシステムは社会的にも広く知られているらしく、意外とスムーズに運ぶみたいですよ。

さて、ぺいの場合、
適正→科学系
興味→建築

と出たのでした。

興味→建築というのは、親としては「ほんとに~?」とちょっと驚きでしたが、6月に日本の中学校に通った時、将来の夢はなんですか?と聞かれて「今は建築や内装関係の仕事に興味があります」と言っていたところをみると、あながち外れてもいなかったんでしょう。
ふぇ妹の影響もあるのかもしれません。(建築士です)

職種を絞り込んだところで、家からなるべく自転車で行ける範囲の建築関係の事務所3ヶ所に手紙&履歴書を出し、OKの返事をもらった2つのうちの1つに行くことになりました。

うちからは自転車で約20分。よく遊んでいる友達のうちの近くということで、まあ安心です。

…ということで、昨日からオシゴトにいっております。(笑)

が、(日常生活においても頻発する「が、」)
どうも、想像していた仕事からは少し離れた内容だったみたいで。
ぺいも私も、内装を中心にした設計業務と思っていたんですが、実際は、内装工事そのものを請け負う工務店

というわけで、昨日は社長とクライアントの家に赴き、床はがし壁のペンキ塗り、その後、廃棄物処理場へ資材を廃棄に行ってきたそうです。
へえ、社長自ら!と思ったら、なんと社長=社員。つまり、一匹狼で仕事をしているのでした。ますます予想外。(笑)

汚れてもいい服装で、と言われていたので「現場にも行ったりするんだろう」ぐらいに思っていたんですが、そんな生易しいものではなく、あちこちペンキをつけて帰ってきました~。
玄関入って、お風呂に直行、みたいな。(笑)

予想と違っていたのは笑えるんですが、でも、よく考えてみたらもっと貴重な経験なのではないだろうか、と思って。
何事においてもそうですが、末端の仕事というか、実際の現場の仕事というのを知ることもとっても大事ですよね。
それに、若者が額に汗して働くというのは、やはりいいことだなあ、と。 (他人事なので楽観的な私)

今朝は、昨日の倍量のお弁当と飲み物を持って出かけたぺいでした。
大丈夫、今日もがんばれ!

 
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 「履歴書」で困ったことが… 履歴書を書き始めたぺい、生まれた場所や国籍、そして学校の履歴。これは問題なくすらすらと書けました。

が、はたと考え込んだのが… 母国語

履歴書には、使える言語、またそれはどのぐらいのレベルかなどを書く項目がありますよね。

ぺいの場合、ドイツ語・フランス語は、まあ、年齢相応かつ生活には困らない程度の読み書きはできるかな、というところ。(現地で生まれ育った人に比べれば、語彙は少ないかもしれないけど)
日本語も、とりあえず「国語」として勉強してきているので、普通に使える。
イタリア語は、会話は普通にできるものの、文章にするとなるとちょっと考える(そしてかなり直される)という感じ。

本人の感覚としては、日本語とドイツ語が同じぐらいラクだが、何語で考えているかは「わからない」そうなんです。

で、母国語。
ドイツ語、とは書けないし、イタリア語もネイティブではない。
となると、一番自然かもしれないのは日本語だけど、住んだことがないのにいいのかな…


でまた、「母国語」といっても、他に「母語」「継承語」など、さまざまな区分もあり、さらに国によっても微妙に捉え方が違ったりする。
親の話す言葉だ、と言う人もあれば、生まれて最初に覚えた言葉だと言う人もある。また社会的に一番通用するものと認識する人も中にはいるわけでして。

行く先々で、そんな議論を耳にしてきたぺいは、結局、
「あー、メンドクサー」と言って、

母国語:日本語

と書いたのでした。

これから先、これらの「言葉」がどう関わってくるのか、楽しみなような、心配なような…。
[ 2010/10/26 09:31 ] 息子&娘たち | TB(0) | CM(12)

トライリンガル

・・いやいや、もっとですね。すごい!!
うちの孫も将来、どうなるのかなって思っています。今は日本に住んでいるのでドイツ語はほとんど口から出てこなくなってしまっています。パパはドイツ語でしゃべりかけていますが返答は日本語になっています。聞き取りは大丈夫なようです。5歳になったばかりでは仕方がないのかな・・。
この問題がずっと付きまとって来るでしょうね。

逆に子供のほうが日本語が達者になってきているので子供に意味を聞いたりしていることも。パパが「透明」の意味が分からなく子供に聞くと「色がなくて向こうが見えることだよ」って5歳の子に言われたそうです。でもなかなかうまく説明できているって感心してしまいました。
[ 2010/10/26 12:42 ] [ 編集 ]

面白い!!
どんな感覚でしょう?何語で考えているのかわからない感覚って?!

彼の寝言を毎日聞いて、一番出て来た言語がきっと母国語でしょう!
なんて。。。
[ 2010/10/26 14:12 ] [ 編集 ]

v-35 kuishinbouさん
どうしても住んでいる国の言葉が強くなってしまいますよね。
ドイツ語のほうはパパさんにがんばってもらいましょう。
「色がなくて向こうが見えることだよ」すごくわかりやすいですね!
[ 2010/10/26 14:14 ] [ 編集 ]

v-35 sashaさん
ヘンですよね。たぶん、内容によって変わっているんじゃないかな。
学校のことなんかはドイツ語で考えてるはずだし…。
寝言、聞いてみましょうかねえ。
[ 2010/10/26 14:18 ] [ 編集 ]

こういうお仕事できると、将来便利ですよー。自分で改装するときとか。

私信、昨日Cさんにちょこっとお会いしました。また三週間後にそちらの街へいきまする。
[ 2010/10/26 16:35 ] [ 編集 ]

職業体験、いいですね~。自分で調べて、履歴書を書いて、手紙を書いて、って本当に良い経験だと思います。現場の仕事は早いうちに見ておいたほうがいいのも同感です。
それにしても、ぺいくんの「母国語:日本語」というのはうらやましいです。多言語環境で、日本に住んでいなくても日本語が母国語と言える(思える)レベルに行くのはなかなか出来ることではないですよー。
私も8月に無事に長女を出産して、旦那→ドイツ語、私→日本語での話しかけを始めたのですが、うちは夫婦の間がドイツ語なので、ドイツ語優勢に傾きつつあり、ちょっと焦っております。。。まだ生後3ヶ月にもなってないのに、でもこの先どうしよう、なんてちょっと心配になってしまって(苦笑)。麻さんのブログには色々ヒントが隠れていそうなので、これからも参考にさせていただきます。
[ 2010/10/26 18:34 ] [ 編集 ]

v-35 虎ママさん
すでにどこを直させようか検討中です。(笑)

そろそろいらっしゃってる頃だな、と思っていました。
ぜひご連絡ください。


v-35 Kisaさん
学校に過去15年間の職業体験の記録が残っているそうなんですが、本当にありとあらゆる職種のレポートがあるんですって。
今、実際にどんな仕事に就いているのか知りたいですよね。

「母国語・日本語」と思えるのは、とりあえず親としては嬉しいことだと思ってます。
お嬢さん、3ヶ月ですか!毎日、成長が目に見えるころですね。同時にお母さんの疲れも出てくる頃かと思います。大事にしてくださいね。
言葉は生き物ですから、状況によっていろいろ変わってきますよね。
小さいうちは、ゆったりと安心して言葉の世界に浮かんでいられるように、「動きしろ(のりしろ、みたいな)」をたくさん取っておくことが、大事なのではと思います。どうせ、あとで余裕がなくなってくるから!(笑)
まだまだこちらも手探り状態が続きますが、どうぞよろしくお願いします。
[ 2010/10/26 21:45 ] [ 編集 ]

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[ 2010/10/26 22:36 ] [ 編集 ]

ふぇさんの妹さんは建築士なんですね!お仕事拝見したい!
私も建築学科卒なんですが、「建築」とか「内装」とか身近なようで仕事内容は分からないんですよね。私も仕事をし始めてから「!!」と思う事が多々ありました。
ぺいくんもすでにその体験をしたんですね!大変だけどいい経験になると思いますよ。
一匹狼の建築職人、気になります。仕事だけでなく人間的にも個性的で興味深そう。ぺいくんは一週間で一回り成長しそうですね。

そして言葉がたくさん喋れるのって羨ましいけど、そういう悩みもあるんですね。
昔、10歳くらいの頃に喋っていた言葉が根っこの言葉になるって聞いた事があるんです。
低レベルで申し訳ないけど、私の姉弟は私と妹が小学校高学年で弟が5歳の時に宮崎に引っ越したんです。東京在住の今では私と妹は宮崎弁は出ないけど弟は一瞬で宮崎弁に戻れるんです。
別の言葉の地域にいてもその言葉にすぐに戻れるのってしっかり根付いてる言葉なんだろうなって思いました。(うちは同じ日本語だけど)
でも、ぺいくんは根っこの言葉もたくさんありそうね(汗)
母国語が日本語って言ってくれると麻さんは嬉しいですね♪
[ 2010/10/27 06:07 ] [ 編集 ]

v-35 POTE。さん
建築関係、奥が深そう!
一匹狼職人、見た目はオリバー・カーンなんだそうです。わかる~って感じしませんか?

最近、「9歳の壁」という話を聞いたんですが、そのころに具体的思考→抽象的思考ができるようになるということらしいです。
とすると、10歳ぐらいの時にしゃべっていた言葉が根っこになる、というのは、頷けますね。
一瞬で宮崎弁に戻れる弟さん、かっこいいです!
[ 2010/10/27 07:45 ] [ 編集 ]

麻さん、優しいお気遣い&アドバイスありがとうございます!
すごく良いお言葉いただいて、目の前の霧が晴れた気分です。本当にうれしいです。いつでも読返せるように保存しました。日々心に留めて、子供と向き合っていきたいと思います。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

それにしても、オリバー・カーンみたいな社長さん、頭がものすごくきれるタイプとお見受けしました。職人として、経営者として、大人として。。。良いお手本を見せてもらえそうですね。ぺいくんの経験も、記録として残って、いつか誰かの参考になるんですね。それにしても、15年分・ありとあらゆる職種の記録から現在どうなったか、プロジェクトXみたいなドキュメンタリーにでもなったら面白そうです♪
[ 2010/10/27 16:36 ] [ 編集 ]

v-35 Kisaさん
こちらこそ、余りあるお言葉恐縮です。(汗)
でも、私も先輩ママさんたちに励ましてもらったんですよね~。

社長、本当によさそうな人です。真っ当な大人、という感じ。
ぺいぐらいの年齢で、こういう大人と接するってすごく大事ですよね。
15年間の記録、ほんと、ドキュメンタリーにしたいです。
[ 2010/10/28 07:57 ] [ 編集 ]

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