社長&職人 

苦節6年…
やっとわが家が世間並みに暖かくなりました!

ご存知のように、このあたりは冬にはかなり気温が下がることから、だいたいどこの家でもセントラルヒーティングが整備されております。
うちにももちろんあるんですが、これが今までほとんど働いておらず…。
家の1階部分の約半分と2階全部のラジエーターがずーっと冷たいままだったのです。
かろうじてぼんやり温かくなるリビングと玄関のラジエーターのおかげで、家全体がうっすら温かい(=外よりはマシ)という状態。

今までも何度か専門の工事屋さんに来てもらって、不調の原因と思われるラジエーターの空気を抜いたりバルブの動きをよくしてもらったりしたんですが、効果はあまりなし。
なんと、4年前にバスルームの改装工事をしたときに新品に替えたラジエーターも、まったく使えないのです。

となると、ボイラーとラジエーターをつなぐ「管」が詰まっている可能性が高いと考えられ…
もし、配管をやり直すとなると壁や床も壊すことになるかもしれないしな…だとすると気候のいい時期に頼まないと、とかなんとかいいながら毎年季節は巡っていき、現在にいたっておりました。

が、この冬のこども部屋大移動計画で、ぺいの新しい部屋に新たに床を張ろうということになって、いよいよ工事屋さんに来てもらい見積もりを出してもらおうということになったわけです。(また床をはがすことになったら困るもんね)

前置きが長過ぎて、つまらないですね。じゃ、本題に。

ともあれ、先週やっと工事屋さんが来てくれました。
今まで来てくれたのは、みな比較的若い人だったんですが、今回はご年配の2人。
実際はそれほどの年じゃないのかもしれないけど、日本人の感覚からすると70代半ばといった感じですかね。
ひとりは、七三に分けた白髪で恰幅がよい、社長タイプ。(以下、社長)
もうひとりは、髪をコリッと短めに刈ってやせ形で顔に深いシワのある、職人タイプ。(以下、職人)

社長が、私たちと握手を交わし、まずまずこのたびは…といった趣きで話を始めようとしているところに、職人「で、どうなさったんで?」と即座に切り込み!
2人はまずボイラーを見て、「このポンプ、カタカタ音がしてるでしょ?これはもうダメだね。時間の問題」
とはいえ、今は正常に動いているとのことで、これが不調の原因ではなさそう。

じゃ、各部屋のラジエーターを見てみましょう、ということで、調節のつまみを外し、中のバルブを点検すると…。
なんと、前回直してもらったバルブ調節部分のさらに奥が固まっていると!これでは、ボイラーから流れてくるお湯はラジエーターに流れません。

職人がドライバーのような形状の工具で固まっている部分をごりごりと削ると…フワ~…「あ、流れたー!」一同「おおお!」
職人も俄然やる気に。「じゃ、次!」「次、あっち!」着々と作業が進んでいきます。
と…
職人「よし。じゃ、こんな感じでここはやってみろ」
社長「はい」
え?! 実は、職人=おカシラ、社長=研修生だったのでした!

それにしても、どんな経緯で今、技術を習得しているのかが気になります。
作業をしてもらっている間、つい勝手に想像…

研修生はおカシラの妹のご主人で、しかも小さい頃から近所の弟分としておカシラにかわいがられている。で、
「兄さん、うちの人、退職後ずっとうちにいて暇を持て余しちゃってるのよ(こっちもずっと家にいられてもねぇ)。まあ畑違いではあるけど、力もあるし丈夫な人だから、兄さんとこにちょっとお願いできないかしら」
「おうおう、こっちも仕事が増える時期だしな、ま、ちょっと来てみるがいいや」

どうでしょうねえ。

さて、古いラジエーターは老朽化によりバルブが固まってことによる不調だったんですが、このあと4年前に新しく設置したラジエーターに、驚くべき事実が発覚!
なんと、設置した業者が、2つあるバルブのうちの一つを開け忘れたのだそうです。
「んー、ありえない。長年やってきてるけど、こんなケースは初めてだねえ」とおカシラもビックリ。
これを4年も放っておいた私たちも私たちなんですけど。

あとは、壊れるのも時間の問題と言われたボイラーのポンプ。
普通、早めに取り替えたいなと思いますよね?私たちももちろんそう思ったのですが…
おカシラ「まだ動いてるんだから、完全に壊れるまでこのままにすればいいよ」
えええ!? ボイラーって心臓部だし、第一、不備があったら危険じゃないですかね。
それに、クリスマスとか大晦日とかに壊れたらどーするんでしょう。(←こういうつぶやきってけっこう的中したりするからコワいが)

で、そのまま訊ねてみると、
「いやいや、その時期も必ず誰かうちにいますから、大丈夫です」

……………ホントかなあああああああ。

ドイツだから、まあ半分ぐらいは信用できなくもないか。イタリアだったらまるまる100%信用しないけど。笑

 
  応援クリックありがとうございます。
[ 2011/11/16 13:34 ] | TB(0) | CM(7)

きっと今年は暖かい冬。良かったですね!

実は、おカシラと研修生だったんですね!
あるあると、笑っちゃいました。
ずーっと昔(になっちゃいましたが。)にバイトしていた事務所で、新人君が『社長』と呼ばれ、指導する先輩がバイトだと思われたことがあります。
新人君は、相手がどんな立場の人なのか状況がわかっていないので、態度が大きいこと、大きいこと。それに加え恰幅の良い体型。先輩はヒョロヒョロとして腰が低くです。思い出しました。

でも、きっと今年は暖かい冬。良かったですね!
[ 2011/11/16 18:24 ] [ 編集 ]

v-34 d-laboさん
往々にしてありますよね。笑
暖房ですが、寝室の気温がかなり上がったので、一度ラジエーターのつまみを回して温度調節したら…その後、冷たくなったまま。涙
寝室は寒いぐらいのほうが好きなので、まあこれでもいいんですけどね。
他の部屋はとりあえずそのまま触らずにいます。
[ 2011/11/17 09:16 ] [ 編集 ]

たいへんだったんですね。。。
去年、12月24日の午後に、うちも暖房修理に来てもらいました。本物の社長でした。休日割高料金でしたけど。
暖房関係は、ここじゃ、やはり生死にかかわるじゃないですか、ひどくなると。だから、休祝日でも(割高料金になるけど)来るようです。
うちは、窓が古いんで、すきま風が。。
[ 2011/11/18 15:39 ] [ 編集 ]

冬が長いドイツなのに寒かったでしょう?8か月間は暖房が必要でしょう?
補助の暖房機器で寒さを防御しておられたのですか?
娘もよく言っていました。「日本に比べて仕事が遅い!」と。
でも、セントラルヒーティングは心地いいですよね。空気も汚れないしふんわりと温かいですし。
[ 2011/11/19 01:46 ] [ 編集 ]

v-34 虎ママさん
そうですよね。救急医療と同じように大事ですね。
うちも通りがかりの人がタバコを吸っていたりすると、家ににおいが入ってきたりするんですよ。そちらもなんとかしたいものです。


v-34 kuishinbouさん
特に補助の暖房というのもなかったんですよ。
ボイラーはしっかり稼働していて給湯は問題なかったので、そのお湯が管を通っていることで家全体がぼんやりとは暖かくなっていた、という感じでしょうか。
バスルームの真下がボイラー室だったのも幸いでした。
[ 2011/11/19 11:22 ] [ 編集 ]

お久しぶりにコメントします!
麻さんのブログを読みながらいつも「ドイツって寒いんだな~」と思ってたので、今まで「外よりはマシ」なレベルだったなんて!とびっくりしちゃいました。
社長と職人…ありますよね~。
年齢が上がるほど見た目年齢と実年齢に差がある人が増えるので、実は「職人」さんの方が年上で先輩後輩の間柄とか?と、いろいろ想像しちゃいました。
そしてドイツだから半分信用するけど、イタリアなら100%信用しないって!
お国柄ってありますよね。日本は勤勉で対応早いけど、クレームも細かい気がする(汗)たちの悪いクレーマーって日本人に多そうだし。
良くも悪くもお国柄ですね~。
[ 2011/11/27 16:51 ] [ 編集 ]

v-34 POTE。さん
こんにちは!東京だったら「真冬並み」に寒くなってきました。
でも、クリスマスマーケットが始まったり、家々がイルミネーションで彩られたり、ちょっと楽しい雰囲気に。
ボイラーのポンプはまだ動いていますが、年を越せるのでしょうかね~。
ほんと、日本の業者さんは大変だろうなあ、と思います。
[ 2011/11/28 11:38 ] [ 編集 ]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sentiero.blog49.fc2.com/tb.php/1290-6df95232