国境を越えてスペインへ 

みなさま、長い間北ポルトガルの旅にお付き合いいただきましてありがとうございます。
今日は1日だけ足をのばしたスペインのお話です。

せっかく川を越えればスペイン、という場所にいるんだから、と前から行ってみたかったガリシア地方・サンティアゴ・デ・コンポステーラへ。
もちろん、川には橋が架かっていますが、かなり内陸…。と、河口近くにフェリー発見!

月曜日は運休、週日は8〜18時、週末は10〜18時の1時間に1本ずつの運航です。
乗用車3.0ユーロ(運転手込み)、自転車1.0ユーロ、大人(14才〜)1.0ユーロ、こども(4〜13才)0.50ユーロ/片道
観光のためというよりは、おもに地元の足として使われるらしく、リーズナブルな価格設定。

では、スペインへ!
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サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンとともにカトリックの三大聖地とされています。
十二使徒の一人「聖ティアゴ」(ヤコブ、ジャック、ジャームス、ジャコモ…などはみな同じ由来の名前)の墓がこの地で発見され、以来、多くの巡礼者が訪れています。

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巡礼路はいろいろあります。フランス方面からの道だけでもこんなに!
ちなみにパリからは1,700km以上の道のり…

santiago pellegrinaggio

大聖堂前の広場では、長い長い巡礼の旅を終え到着したばかり、という出で立ちの人が(違うかもしれない)、大の字になって寝ていました。
別に巡礼したわけではないのに、大聖堂を目の前に私もじーんときました。
ちなみに巡礼をする人は、出発地の教会などでカードをもらい、各チェックポイント(?)でスタンプを押して進みます。「巡礼した」と認められ、証明書が発行されるのは、徒歩または馬なら100km、自転車では200kmを完遂した人のみだそうです。(というか、もらうのは馬だよね)

さて、なんだかんだで午後2時。
と、偶然通りかかったバールにランチの看板がかかっていました。

店に入ると「ここ(1階)がいいですか?2階にしますか?」と。
見たところ入り口がバールになっていて、奥には小さなテーブルが1つだけ。当然、「じゃ、2階でお願いします」となりますね。
が!(その1)2階に上がる階段が、まさに普通のウチみたいな感じ。殺虫剤やらぞうきんやら無造作に置いてある。
そして通された部屋が…

やっぱり普通のウチ!?
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…というか、食器棚の上のほう、よく見てください。天井の梁につっかえる部分をノコギリかなんかで切っちゃってるんですね。ワイルドだろぉ〜(使い方これでいいんでしょうか?)

ま、このアバウトさ、居心地は悪くないです。じゃ、ちょっとお手洗いに… あ、こっちですね。ありがとうございます。
がっ!(その2)

やっぱりふつーのウチ?!
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でね、ここがもー! 
塩素系漂白剤のにおいがすごいんです。床にザーッと流してそのままなんじゃないかというぐらい。まさか開けっ放しで用を足すわけにもいかないので、ドアを閉めたんですが、掃除に熱湯でも使っていたのか、モワ〜ッッッと湿度高!息を止めるのにも限界が…どこまでもワイルド。

命からがら脱出してふと見ると、このバスルームのそばにもう一つドアがあって、そちらは普通のトイレ。わざわざこっちを使えと言ったおばあちゃん、なんのつもりだったんだろう。

さて、まず最初のお皿が出てきました。

おーちオーダーの「チーズのコロッケ(のはず)」。あつあつでかりっとしていて美味しかったそうですが、なぜか魚の骨が入ってました。ぺいのタラのコロッケと間違ったのかな?(もうなにも驚かない)
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そして私のは「ガリシア風スープ」
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見た目、びっくりするほどみそ汁ですよね?中身はじゃがいも、青菜、白いんげん豆です。味付けはたぶん塩のみだと思います。ひねりは何もありませんが、じんわりやさしい味でした。

そして2皿め。

「ハモンのロースト」 ハムのローストかと思ったら、肉の部位の名前だったんですね。これもシンプルな普段食べているんだろうな、という一皿。
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「エンパナーダ」 おーちが食べたかったツナ入りは終わってしまったということで「野菜」に。私は変わったところで「タコ」にしてみました。
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ちょっと塩気がきついかなという気がしましたが、やはり手作りという感じでよかったです。

さて、ふぇはというと…お昼のメニューではなく、前から決めていたという一皿。

「タコのガリシア風」
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この料理は必ず木のお皿にのって出されるものなのだそうです。そして、合わせるワインは赤。(私たちはビール飲んでましたが…)
柔らかく茹でたタコに、オリーブオイル、粒塩、パプリカがかかっています。名物だけあって美味しかったですが、個人的にはタコはもう少し歯ごたえがあるほうが好きかも。それだけ柔らかいタコでした。

さて、デザート。
ここの名物といえば、何といっても「タルタ・デ・サンティアゴ」です。
でもね、これ、いわゆるアーモンドケーキなんですよ。私、嫌いではありませんが、この手のケーキはほんのちょっとがおいしいというか、あまり量が食べられないのです。すでにお腹もいっぱいになっていることだし、私はプリンにしました。

やっぱり〜!一切れが大きい。
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そして「プリン」 スプーンがカラメルの中に落ちてますが、もう気にならない。(「が!」とまではいかない)
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さて、お腹もいっぱい。ではコーヒー。(普段私はほとんど飲まないんだけど、こういう場合はね)

がー!!(その3)
なななんと!「あ、うちはコーヒーないんですよ」

だってー、ここバールですよね? バールだけどランチもやってるんですよね?
たとえバールでなくとも、スペインで食後にコーヒーがないなんて!?!?!
なんか「これって夢?」みたいな出来事がたくさんの、どこまでも「???」な店でした〜。

ちなみに料理2皿とデザートで7ユーロ。飲み物とパンを足しても一人10ユーロほど。おすすめ!とは決して言えませんが、ちゃんとそこで作っている地元の料理が食べられてよかったです。(と、まとめておく)

 
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[ 2012/10/03 17:57 ] おでかけ | TB(0) | CM(4)

!!「が」でまくりましたね~♪
もう何も驚かないで爆笑してしまいました・・・

本当に普通のおうちに行って、ご飯食べちゃったって感じが
また楽しいwですね^^

[ 2012/10/05 02:29 ] [ 編集 ]

v-378 naokoさん
本当に「親戚のおばさんのところ」みたいな感じでしたよ。
ガリシア地方は緑豊かで、「いわゆるスペイン」のイメージとは少し違い、しっとりした趣きがありました。日本人にも馴染みやすいかも。
[ 2012/10/05 21:38 ] [ 編集 ]

あちこち旅行されてうらやましいです。
でも、ところ変われば・・・でビックリすることがいっぱいですね。
日本のように細かいことに気を使わないお国柄?まさにワイルドだぜ~!^^
娘がドイツにいたときにもっといろんなところへ行っておけばよかったかな。でも、娘の家にいるとあまりそんな気分にならなかったというのが不思議なんですが。
[ 2012/10/09 09:24 ] [ 編集 ]

v-378 kuishinbouさん
そうですね、最近はビックリを楽しめるようになりました。
ヨーロッパはいろいろなものが詰まっていて、どこへ行っても何かしら発見があります。共通するのは「日本は本当に便利なのだな」ですが。笑
[ 2012/10/09 17:54 ] [ 編集 ]

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