甘いものの話が続いてしまいますが…
先月、ミラノに帰省した時に、ふぇ実家の物置にあった

こんなものをもらってきました。

昔の
アイスクリームメーカーです。
ふぇが高校生のときのもの、というので、「なんだ、けっこう最近のものか」と思ったものの…なんと30年も前になるんですね!いやはや、数字にするとすごいな。
さて、これが…信じられないほど重い!昔の家電製品って頑丈にできてますよね〜。
コンセントは、先が3本(真ん中がアースになっている)という昔のタイプ。
アダプターをつけて、まずはファンが動くかどうか、そして冷却装置が作動するかをテストしてみました。
*空では回すな、ということなので、容器には水を入れておきました。
ごおおおおおおおお 動きました!(音、大きい…)
そして、5分ほどでうっすらと霜がついてきました。どうやらどこも壊れてはいないようです。
義父が、取扱説明書に載っているレシピをメールしてくれたので(機械本体とは別に保管してあったらしい…)、さっそく一番シンプルなクリームアイスを作ってみました。

機種によって(容量が違う)3通りの分量が書かれています。うちのは1200ml用なので、真ん中の列を参照。
上段のレシピは、全卵ではなく、卵黄のみ6こを使います。下段は、全卵3こ使用。
当然、全卵3つで。だって、卵白6こ分残ってもとりあえず困るし〜。
参考までに、レシピを訳しますと…
全卵3こ
砂糖200g
生クリーム250g
牛乳250g
あらかじめ砂糖と卵を混ぜて軽く泡立てたところに、生クリームと牛乳を加える。という感じです。
あいにく、生クリームの買い置きがなかったので、牛乳を500mlにしました。
いちおう、概説のページに
「生クリームは牛乳で代用できます」と書いてあったのでね。
あと、全卵使用ということで、卵臭さがあったらイヤだな、と砂糖の一部をバニラシュガーにしました。
さあ、
ごおおおおおおおおおおおおおおと、約30分。
だいぶどろっとしてきました。

ふぇによると、回し続けてもこれ以上は固まらないそうなので、冷凍庫へ入れます。
できあがりは、あっさりさっぱり軽いタイプになりました!
なかなか美味♪
義父の送ってくれたレシピの中には、他にもコーヒー(3種も!さすがイタリア)、サバイオーネ、ヨーグルトなど試してみたいものがたくさんありました。フルーツのシャーベットもできるそうです。
さらに!抹茶、小豆、生姜、ごま…などなど、和風のフレーバーもいいですよね〜。豆乳を使ってみたり。
これからの季節はやっぱり何割かは生クリームを使ってコクを出した方がいいかもしれません。
余談ですが、このアイスクリームメーカーを作っている
「SIMAC」社の創業者のお嬢さんと、ふぇは高校で一緒だったそうです。
「SIMAC」の名は、こどもたちの名前
Simonaと
Marco、それに名字の
Cavalli(馬という意味です。ロゴにもなっていますね)をとってつけられた、とのことです。
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何だか楽しいですね。
冷却器と合体してるんですね。
故障しないで使えるなんて・・・。うちにもアイスクリームメーカーはありますが冷却はその部分をあらかじめ冷凍庫に長時間入れておいて冷やしておくというもの。それを入れると冷凍庫のスペースをたくさん取られてしまうのでちょっとイヤなんですよね。

kuishinbouさん
冷却器の部分が重いのでしょうね。日本のは「どんびえ」でしたっけ?フランスでも一時、人気だったと聞いたことがあります。
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