植物画講座@リヨン 

今回のリヨンへの旅の一番の目的は、植物画家 Vincent Jeannerot氏の一日講座に参加することでした。

「Vincent Jeannerot」

昨年のクリスマス、3月5日の講座を、るーへのプレゼントにしていたのです(それに私が便乗)。

リヨン5区 旧市街にあるVincent氏のアトリエ
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もともと、デッサンなどやったこともなく、絵筆を持ったのは中学校以来というワタクシ…
申し込んだのはいいけれど、「なんか間違ったかな…もし、気難しい人だったらどうしよう…そもそもフランス語大丈夫か…」などと、かなり弱気に。

が! (たまには嬉しい「が!」)
Vincentさんは、とてもきさくでおおらかな方で、最初から笑顔で迎えてくれました。

一緒に講座を受けた他の6人(定員8名でした)は、すでに経験者で、なかなかの腕前。
みなさん、温かく迎えてくださいました。涙
年齢も住んでいるところもバラバラですが、和気あいあいとアットホームな雰囲気がとてもよかったです。

講座の始まる前に、まず、温かい飲み物とブリオッシュで一息ついて…その後も、午前・午後とそれぞれお茶の時間があり、お昼も近くのブション(リヨン料理を出すレストラン)でご一緒させていただき、笑いの絶えない一日でした☆


さて、絵のほうはといいますと…
やはり、かなーり無謀でありましたー。笑

もちろん、まず私のダメさが際立っているのですが、「乾かしてから重ね塗り」という行程を何度も繰り返すので、そもそも一日で作品を完成させるのは無理なんだと思います。

でも、これまで全くの未知の世界だった水彩画の基礎が少しわかっただけでも大きな収穫でした。

まず、デッサン。
デッサン用の鉛筆はこのように削ってあります。(これを持っただけで、なんか上達したような気に…笑)
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線はなるべく一本で、アウトラインだけを描いていきます。筋や色の変わり目なども、情報として書き込みます。
とにかく、「よく見ること」に尽きます。
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真剣なるー。 花びら多くて複雑。大変そうです。
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と、なるのを見越して、私はシンプルにチューリップ。 
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暗いし、線が薄いので見にくいですが… チューリップのデッサンが完成。
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次に色をのせていきます。
絵筆は、こういう感じです。
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絵の具だけでも絵になりますねえ。
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まずは色作りから。
主な色の発色と、その名前を教わりました。
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実物をそばに置いて、何色かを調合し、試す、を繰り返して、ぴったりくる色に調節していきます。

色ができたら、色を塗る前に、まず塗る範囲を水で濡らしておきます。それから、かなり薄めに溶いた絵の具で輪郭に沿って塗っていきます。
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濡らし加減でかなり左右されるので、緊張の連続です。
なんとか、花の一塗りめが終わりました。
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濡らした部分もですが、目も乾く〜!笑
なんとか、全体の一塗りめができました。…私はここで時間切れ。残念!
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このあと、どんな作業になるかというと…
乾くのを待って、ここからさらに絵の具を薄く溶いて(これは意外でした)、細部を書き込んでいきます。
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*写真がなく、ビデオからのスクリーンショットなので見づらいですが、花びらの脈が書き込まれています。

これを何層にも繰り返して、実物に忠実に描き込み、完成させていくのだそうです。

初めてVincent氏の絵を見た時も、もちろん「わー、すごい!」と思ったのですが、実際にちょっとかじってみると、すごさ1000倍に感じられます。神業。

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普段のぼーっと過ごしている生活から一転、頭も心も活性化された、貴重な体験となりました。


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[ 2016/03/15 10:23 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

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