ささやかな「いい時間」 

夕方6時少し前、玄関のチャイムがなりました。
まだみんな帰ってくる時間ではないし、誰だろう?とドアを開けると、紺の作業服を着た横縦に大きい男の人がいました。

玄関まわりやドア、窓などの工事を請け負う業者さんが営業に来たのでした。
…というところまではわかるんですが、かくかくしかじかと続く話はよくわからないし、わかっていないのに説明を続けさせてしまうのも申し訳ないので、「すみません…」と切り出すと…

「あ、ドイツ語はわかりませんか?」と笑顔。
両手を大きく動かして、「オーケー、わかりました。いいですいいです」と。
で、去ろうとする瞬間に、「あ、これ」と、ハガキ大の簡単なパンフレットをくれました。



一ヶ月前にも、同じようにチャイムがなったことがありました。
冷凍食品のみを取り扱う、宅配サービスの営業でした。
こちらも満面の笑みでやってきました。

分厚いパンフレットを渡され、「おたくにも冷凍庫ありますよね」と、注文方法の説明を始めるので、「残念ですが冷凍庫が小さいので」と、お断りしようとすると、「でも、あるんですよね?いつかは空くでしょう」と、申込書のようなものを押しつけてくるのです。

これは、はっきり言わないとダメだな、と思って、「いいえ…」と話を続けようとすると、一瞬にして満面の笑みは消え、私が手に持っていた(持たされていた)パンフレットをひったくるようにして、挨拶もなくきびすを返していきました。



最初の工事屋さんには、なにかあったら頼んでみよう、と思っています。
冷凍食品のほうは…これから先もお願いすることはないでしょう。

営業という仕事のスキル以前の問題だと思うのです。
やはり、どんな場合においても、ほんの一瞬のことでも、だれかと「いい時間を持つ」というのは大事なことなんだな、と。

とはいえ、私もそれはなかなかできていないな、と反省したのでした。


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[ 2017/05/09 07:55 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

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