嗅覚と記憶 

ずっとそこにいると気がつかない「家のにおい」ってありますよね。
外から帰ると気づいたりします。

このあいだ、地下の食品庫を整理して1階に戻ったら、リビングがなんとも不思議なにおいに。
「ん?このにおい、知ってる」 なんだかすごく懐かしい感じがするのです。

ほどなく、「あれだ!」と、思い当たりました。

それは…
小学校の図書室!

どうしてリビングが小学校の図書室のにおいになったのかは見当がつきませんが(笑)、はっきりあの場所だとわかりました。

今、突然、「小学校の図書室のにおい、覚えてますか?」と聞かれても、だいたいの人は思い出せないと思うんですよ。
私だって全く思い出せなかったと思います。(もう忘れてるし)

でも、あの日のリビングで息を吸い込んだ時の、「小学校の図書室だ 」と、一瞬にして蘇った感覚はよく覚えています。
図書室の画像とともに、その空気まで感じられるような気がしました。


先生の顔や地方アクセントで話す調子、教室の様子、チャイムの音、校庭の砂の感じなどは比較的簡単に思い出せますが、どこかぼんやりしています。
視覚や聴覚はある程度記憶に残るものの表層的であるのに比べて、嗅覚というのは、表にはのぼってこないながらもしっかりと遠い記憶に結びついているものなのかもしれません。


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[ 2017/05/12 10:03 ] いろいろ | TB(0) | CM(0)

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