グリュイエールのチーズ工場 

シュヴァルツゼーまでの山歩きをした次の日、ヤウン村から西、グリュイエール方面へ行ってきました。
あの、グリュイエールチーズの産地です。

本当はふろっしゅさんたちの訪れた、モレゾンという山にある手作りチーズ小屋(?)に行ってみたかったんですが、前日の山歩きで…脚が全体的に筋肉痛
何となく体力温存モードに入っていたので、つい、グリュイエールの街にある、近代的なチーズ工場のほうへ行ってしまいました(恥)。

ここは、ちゃんとした見学コースになっています。
入場料を払うと、その場で試食用チーズがもれなくもらえます
Svizzera-Gruyere1
左から、6ヶ月・8ヶ月・10ヶ月熟成させたものが2切れずつ入っていて、食べ比べができる、という嬉しさ!

入り口を進むと、いろいろな言語をセレクトして説明が聞ける携帯電話みたいな機械(こういうのなんていうんだっけな)が無料で貸し出されています。日本語もありましたよ!

山の斜面で飼われている牛たちは、1日中牧草を食べています。
一言で牧草と言っても、いろいろな種類の草や花があります。いわゆるハーブと呼ばれる草もいっぱい食べています(その種類によって、牛乳の味や風味も微妙に変わるんですね)。
その量は、1日に70キロとか!水も30リットル前後飲むそうです。

さて、この工場には1日2回、近隣の山々の牛たちから集められた牛乳が運び込まれます。
牛乳の品質検査はとても厳しいものだそうですよ。
運ばれてきた牛乳は、まず、4800リットル入る大きな鍋に移され、かき混ぜながら温められます。

Svizzera-Gruyere4

それに、地元の原料で作られた発酵剤を入れることで、このグリュイエールの独特の味、風味が加わるのです。
次に、酵素を投入。

さて、この酵素、何からとられていると思いますか?なんと、子牛の胃からとったものなんですって!

種としかけが完了したチーズのもとは、この後、プレス機に半日ほどかけられます。
出てきた汁からは、セラックというチーズができます。
さらにその残りは…豚のえさに!


Svizzera-Gruyere5
だんだんチーズらしい姿になってきました。この後、20時間ほど塩水につけて寝かせ、さらに、セラーに移して、ゆっくり熟成させます。


毎日の表面を拭く作業、ここでは機械がやってます。
Svizzera-Gruyere3
ちゃんとひっくり返すのがおもしろい。

こうして半年から1年で、立派なグリュイエールチーズになります。
Svizzera-Gruyere2



グリュイエールチーズの香り(風味)を科学的に分析すると、なんと75種類もの香りが検出されるんだそうです。
そう思って食べてみると、さらに奥深い味に感じられるような…。
子どもたちも、さらにチーズ好きになったようですよ♪


[ 2007/08/27 16:21 ] おでかけ | TB(0) | CM(4)

へーえ、面白い!

こんな工場で作ってるんだ~!
近代的だ、確かに。
熟成期間別の食べ比べ、いいアイデアだね。
[ 2007/08/27 11:11 ] [ 編集 ]

v-529ちずちゃん
どこの国も、昔から食品を保存するためにいろいろな工夫をしてるんですよね。今でこそ、冬でもスーパーに行けば食料品が豊富に買えるわけだけど、昔はチーズは冬の大切な栄養源だったんだしね。
発酵食品は奥が深いです。
この食べ比べセットは、工場の心意気(?)が感じられて、好きです。
[ 2007/08/27 12:15 ] [ 編集 ]

面白そう~

ご当地ならではの観光(?)で面白そうですね。
何となくチーズ=手作業ってイメージがあるので、機械がやってるのは不思議な感じがしますね。
チーズをひっくり返すのも機械なんですね~。
それにグリュイエールの食べ比べも出来るなんて、そうそうできないし。
あ~ん、いいですわ。
[ 2007/08/28 18:01 ] [ 編集 ]

v-529m-saさん
こういう地域に根ざしたものを見るのは面白いですね。
次回は手作業で作っているところも見に行きたいです。
グリュイエールも月齢(?)によって味の違いがわかりますが、どれも甲乙つけがたくおいしかった!
でもやっぱり、村のチーズ屋さんで買った熟成15ヶ月というのは格別でした♪
[ 2007/08/28 18:56 ] [ 編集 ]

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