ヴァレッタ街歩き 

マルタの首都 ヴァレッタ

首都といっても、地図中真ん中の半島のうち、先(海側)半分ほどの区域。
広さとしては、東京ドーム2個分にも満たない小さな首都です。
1702 valletta sliema


海側の上空から撮った写真は こんな感じ。
この写真を見る限り、それほどアップダウンがあるようには見えないのですが、実際はかなり坂の多いところです。
1702 cartolina valletta

特に、裏通りはこんな坂があちこちに… 
中央を縦断するメイン通りは比較的平らなので、どこからでもまずメイン通りに移動してから動くと比較的ラクです。
170204 valletta6


こんなバルコニー(出窓っぽいですが床まであります)があちこちに見られます。昔からこういうスペースが好きなので、「いいなあ」と見ていました。
170203 rabat1

借りたアパートにもこのバルコニーがついていました。
中から見るとこんな感じです。
170203 balconcino

建物の角についているタイプもあります。
170204 valletta6


マルタは長い間イギリス領だったため、自動車は日本と同じ右ハンドル、左側通行です。
そのためか、日本の中古車があちこちで走っています。
170204 valletta12
このふたつのステッカーは、だいたいの日本車にも同じようについていて、「はがさないのかな?」と不思議でしたが、一台、はがそうと試みたものの失敗したらしい車があり、納得。


アパートに滞在するときに気になるのは、ゴミの捨て方。
その土地の決まりに従って、迷惑にならないようにしたいですからね。

今回も、家主さんに確認すると…
「毎日、午後4時ぐらいに回収車が来るので、袋に入れて家の前に出しておいてください」とのことでした。

いまいちイメージが湧かなかったんですが、外を歩いてみてわかりました。
特に分別の必要はなく、 こういうことでいいみたいです。^^;

170204 spazzatura

毎日、家の前にゴミを出していては、歩道にゴミが溢れかえってしまうのでは?と、思いますが、逆に毎日出せるからか、それほどの量はなく、歩きにくいとか景観が特に損なわれるといった様子もなく、なんというかきちんと街にとけ込んでいる感じでした。
というか、夏はさすがにどうなるんだろう…という気はしますが。違うシステムになるのか…?


裏通りをふらふらしていると、ウィンドーにかわいい船を発見。
170204 valletta2

奥が工房になっているようです。
「You can take photo」と書いてはありますが、なんとなくこっそり撮った感ありありの写真。笑
170204 valletta1


それほど中身もないわりに長くなってしまったので、ヴァレッタのいろいろ、次回に続きます。
旅の参考に、と、ここにたどり着いた方々、たいしたインフォがなくてすみません…

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[ 2017/02/16 10:43 ] おでかけ | TB(0) | CM(2)

聖パウルの地下墓地@ラバト 

イムディーナとラバト、もともとはひとつの町でした。
それが9世紀にやってきたアラブ人たちによって分けられました(城壁を作ってイムディーナに住んだ)

さて、マルタには猫がたくさん。過ごしやすい気候のためか、実に悠々といたるところで昼寝をしていました。(リタイヤ後のおじさんたちに雰囲気が似ている)
そんなネコさんたちに声をかけたりしながら歩いていると、聖パウルの地下墓地(カタコンベ)が見えてきました。

時間もあるので(ヴァレッタのEU首脳会議はまだ終わらない…)、入ってみることに。
入場料はおとなひとり5ユーロ。

170203 rabat catacombe1


入り口の建物には概要を説明する展示があります。
床がガラス張りになっていて、お墓が見えるようになっているんですよ。
170203 rabat catacombe
なんかこう、お墓の上を歩くというのも気がひけますね。でも、そんなことを言っていると中に入れないので、「失礼します」と言って通ります。(というか、この辺りは一帯がお墓なのでどこを歩いても下はお墓なわけですが ^^;)

どのような方が眠っていらっしゃったのでしょうか。
こちら、1875年に発見された、名前の記されている数少ない碑文です。
170203 rabat catacombe1

VALERIA(ヴァレリア)と書いてあるのがわかります。
お墓はヴァレリアさんのものだということはわかっていますが、碑文に書かれた内容は彼女についてではなく、これを建てたフィフィカとクルティウスという二人を讃えるものだそうです。

さて、いよいよ地下の墓地に降りていきます。

中は狭く、ところどころかなり天井の低い箇所もあり、はりめぐらされた通路はまるで迷路のようです。
「出口」の案内表示はないので、けっこう迷ってしまう人もいるかも。
170203 rabat catacombe4

170203 rabat catacombe5

長方形(長方体)にくり抜かれたところに安置されていたと思われますが、その大きさや配置によって、夫婦、家族など、だいたいの家族構成が想像できます。

正直、薄暗い中でやはり「怖さ」「不気味さ」があり、またこの場所に部外者が入って写真などを撮っているという「後ろめたさ」もあり、なんとなく心の置き所がないという感じがしましたが、しばらくその場に身を置いていると、不思議とある種の「温かさ」とか「親密さ」が芽生えてきました。

ここを掘った人、ここに安置された人、長い月日ののちに、ここを発見した人、発掘した人、研究した人、そして今、ここにいて呼吸をし、歩き、これからここを出て食事をするだろう私たちは「繋がっているのだ」という感覚。
大先輩、というとおかしいですが、先人はここにいて、私たちも先人と呼ばれるようになるのだな、などと考えを巡らせておりました。

「この時代、インターネットが普及して、人々はSNSというシステムでコミュニケーションを取っていた」なんて、こどもたちが歴史の授業で習っていたり。笑


地上には、青空が広がっていました。 これ、何の花かご存知ですか?
170203 rabat catacombe2

アーモンドの花です。残った実が見えますね。
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やっぱり、生きてるだけで丸もうけ。自らから生まれる邪念にとらわれず、人生を謳歌しようと思いました。ちょっとだけね。

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[ 2017/02/10 18:06 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

古都イムディーナ 

ヴァレッタからバスでイムディーナへ。

バスのチケットは1.50ユーロ(夏期は2.00ユーロ!)で、島内どこまで乗っても同一料金です。(正しくは「2時間有効=乗り換え可」なのですが、それだけ時間があれば島内はたぶんどこへでも行けるので)

マルタには大人ひとり21ユーロの1週間乗り放題チケットがありますが、今回はそんなには乗らないかな、と、 12回分のカード式回数券を購入。
12 Single day journeysの「Day」というのは、「昼間の」という意味で、夜間のバスは元々の値段が高いため、6回分(1回乗ると2単位減る)になります

170203 12 tallinja card

使い方は簡単。バスの入り口の機械にカードをタッチすると、ピッと音がして、残りの回数が画面に表示されます。
このカードは、1週間乗り放題チケットのような一人一枚という個人用ではなく、同時にふたり以上でも使えるので、家族連れなどには便利です。

チケットは運転手さんから現金で買うことも可能ですが、いちいち小銭の心配をするのも面倒なので、カードがおすすめ。

さて、ヴァレッタから30分ちょっとでイムディーナに到着。

イムディーナは、マルタのかつての首都。壁に囲まれた城塞都市で、お堀にかかる橋を渡り、門をくぐって入ります。

170203 mdina porta

「静寂の町」と言われるだけあって、音がしないだけでなく、穏やかで平和な雰囲気が漂っています。昔は鎧に身を包んだ騎士が闊歩していたのかもしれませんが…

マルタ全域に共通しますが、このはちみつ色の石づくりの街並みは、とても和みます。
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町のいたるところに聖マリア像をはじめ聖人たちの像があります。
170203 mdina3

個々の家の玄関脇にも、聖マリアや聖アンナ、聖リタ…いろいろな聖人のレリーフが掲げてあります。
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城壁から見下ろす郊外。
170203 mdina

2月初めだというのに日差しが強く、長袖のブラウスでは暑いくらいでした。
馬車に乗っていたドイツ人カップルは、さすが!Tシャツに半ズボン!

早春の旅行は、服装を見るとだいたいどのあたりからの旅行者かわかります。^^;

次回は、イムディーナの城外といった感じの町「ラバト」の聖パウロの地下墓地(カタコンベ)をご紹介します。

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[ 2017/02/09 10:24 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)

マルタってどこ? 

あー、マルタ。マルタ島でしょ。聞いたことある。EU加盟国だよね。

と、この程度の認識だったワタクシ。日本でもこんな感じじゃないですかね。旅行先としてもまだまだメジャーではないですね。

まず、どこにあるかというと…
イタリア・シチリア島の南 約90kmに位置します。
チュニスよりも南なんですね〜。

1702 europe malta


マルタは主に、マルタ島、ゴゾ島、その間のコミノ島で成り立っています。面積は東京23区の半分ほど。
今回、私たちが訪れたのは、マルタ島のヴァレッタイムディーナマルサシュロックです。

1702 map malta

ヨーロッパ地図を見ると、「地中海のへそ」と言われるだけあって、かなりの紆余曲折があった場所なんだろうな、と想像できますが…

まず、7000年前には人類の定住の痕跡があったのだそうです。(シチリアから渡ったと考えられる)
紀元前3000〜4000年の巨石文化時代に作られたとされる神殿は島のあちこちに今でも残っています。

その後、ざっくり言うと、

→ フェニキア人(現在のレバノンのあたりにいた民族)
→ カルタゴ(フェニキア人の国)
→ ローマ人(キリスト教の伝来)
→ ビザンチン帝国
→ サラセン人(ムスリム)
→ シチリアによってサラセン人より解放
→ 聖ヨハネ騎士団(キリスト教聖地防衛の騎士団。のちのマルタ騎士団)
→ オスマン・トルコ(マルタ騎士団が撃破)
→ ナポレオン
→ イギリス
→ 晴れて独立

と、書き出すだけでもけっこう疲れる歴史が。 …「大河ドラマ」何本でも書けそうです。


公用語は、英語(イギリス領でしたからね。でも、たぶんイギリスやアメリカよりもわかりやすく通じやすいと思う)とマルタ語
あと、イタリア語もあちこちで聞こえ、かなり通じます。イタリア語だけでもなんとかなるんじゃないかな。

マルタ語というのは、イタリア語(シチリア方言)やアラブ語から来ている言葉が多いのですが、文法的にはアラブ語に近いそうです。
言語好きなふぇが買った マルタ語の新聞。
「ħ(大文字はĦ)」とか、おおお!と思いますよね
1702 giornale malta

信仰はカトリックが95%以上。
なんと、最近まで「離婚」が認められておらず、いや、正しくは「離婚の法律上の手続きが存在せず」←もっとすごい、2011年にやっと法律が制定されたとのことです。

さてさて、次回は古都イムディーナをご紹介します。

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[ 2017/02/08 12:34 ] おでかけ | TB(0) | CM(2)

VIPとともに… 

マルタ行き、朝3時半に起きて、6時半の飛行機に無事搭乗。
うとうとして目を覚ますと、夜が明けていました。

170203 kb-mv

予定通りにマルタ国際空港に到着。

なんとなく、隣に停まっている飛行機を見ると…
逆光で、さらに急いで撮ったため、よく見えませんが、機体に 「Bundesrepublik Deutschland」 と書いてあります。
170203 aereo de

実はこの日、マルタの首都ヴァレッタで、EU27か国の非公式首脳会議が行われていたのです!マルタは2017年上半期のEU理事会議長国となっております。

駐機場には、ドイツの飛行機の他にも、フランスほか各国の専用機がずらりと並んでいました。

私たちが到着した9時頃には、各国の首脳たちはすでに会場入りしていたため、特に空港での混乱はありませんでしたが、本来ならば(ヨーロッパからの入国時には)必要のないパスポートチェックがありました。


宿(Airbnbで探したアパート)は、なんと会場のすぐ近く!

会場前の広場には、お昼過ぎに予定されている全体写真の撮影準備が整っていました。
170203 eu2017

ここで1時間ぐらい待っていれば、一同に会する生首脳(←字面がすごい)を見ることができたんですが、時間ももったいないし、もしも(事件とか)のこともあるので、ヴァレッタを離れ、バスでイムディーナという町に行くことにしました。(イムディーナは改めてご紹介します)

もちろん、首脳たちが会場入りするのにも使うヴァレッタのメインストリートはバリケードで通行が制限され、警官がずらっと並んでいました。

一応、ものものしい警備体制ではあるんですが、警官たちはお互いにおしゃべりしたり、観光客に道を教えたり、半分、なにかこう祝祭的な雰囲気もあってよかったです。(まず、なにも起こらなくてよかった)

ちなみに、広場での写真撮影の様子は、 こちらでご覧いただけます。
Family photo of the Informal meeting of EU heads of state or government, 3 February 2017


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[ 2017/02/07 14:17 ] おでかけ | TB(0) | CM(0)